2012年5月28日月曜日

女川被災建物滅失調査

昨日は被災地建物滅失登記のための調査に行ってきました。
私の担当は女川町でした。

女川町訪問は、石巻支部の先輩を尋ねた昨年の3月26日から4回目です。
女川町も、まだまったく変わっていません。
仮設住宅がいたるところにありました。

下の写真は、海が見える高台です。海まで住宅が並んでいるところです。



がれきが片付いた、といっても脇に積み上げたという状態ですが。
ちなみに下の写真は、瓦礫置き場ではありません。
両側は住宅地でした。(google map: 38.449394,141.446899)
この道路はその中を走る幹線道路です。


海辺の橋です。
迂回路があるので、この修復は後回しです。



とにかく道路にはみ出さないものは、後回しのようです。


女川の町はリアス式海岸の平地が中心ですが、すぐ後ろに山が迫っています。ですから、住宅地は、高低差の大きな場所が多いです。(私も調査のために、朝早くから日没まで上り下りしたので、良い運動になりました。)

この海からの高低差が大きいために、お会いした住民の方々は「まさかここまで津波が来るとは」という感想をお持ちのようでした。
私自身も、どこまで津波が来たかをヒアリングしながら歩きましたが、とても信じられない高さまで、津波が来ていました。
これはニュースで何メートルと聞くよりも、やはり現地で「ここまで来たか」という実感するのは、まったく違うことだと思いました。

今残っている建物も、1階は一度海没したというようなところが多いです。
実際に「2階に逃げたけれど、じわじわと海面があがって1階が没したときには、生きた心地がしなかった。」というお話しもお聞きしました。

そこまでも住民の暮らしを奪った海ですが、
それでも、昨日の女川町の海は、穏やかでとても綺麗でした。