昨日11月26日、東京会場で「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」が終わりました。各地から参加された方々は無事にお帰りになったと思います。
さて、今回のガイダンスに集まった方々の相談の中で、気になったもののひとつが、「私は◯◯だけど」というネガティブ発言が結構多かったことです。
具体的には「私は50代だけど、今からこの業界に入るのは遅いでしょうか」とか、「私は女性ですが、男性社会の土地家屋調査士業界でやっていくことは難しいでしょうか」とか、「私は現在異業種勤務で土地家屋調査士の業界のことは何もわからないのですが、大丈夫でしょうか」などの相談が挙げられます。
もちろん土地家屋調査士業界は、年齢も性別も専門もまったく違う方々が多く参入されています。
何の問題も無いです。できるようになれば良いだけです。そこは私が相談にのります。
ただし、問題はその「私は◯◯だけど」と発言していることです。
年齢も性別も専門も、そんなことは受験前からとうにわかっていたことでしょう。
自分の未来が成功しないかもしれないことを想定して、今から自分の発言に保険をかけることに何の意味が有るのでしょうか。
自信が無いのは分かります。
でも、土地家屋調査士業界に踏み込むことには、皆さんの家族全員の生活がかかっているはずです。うまくいかなかったときに、結果として巻き込んでしまった家族に対してそんな言い訳で説明がつくとは思っていないでしょう。
組織から独立するということは、すべての結果に責任を負うということです。もちろん良い結果が出たら、すべてを享受できるということでもあります。
ネガティブなことを発言する癖を付けると、本当にそんな人生になりますよ。
この道を選びたいのなら、発する言葉に保険をかけず、しっかり前を向くしか無いと思います。
言い訳をする暇があったら、本などを読んで実力を付けましょう。
実力だけが自信につながるのです。
今からが頑張りどころです。
何から始めれば良いか、その後どうすれば良いか、私がアドバイスしますから。
応援します。