東京の「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」まであと2週間です。
土地家屋調査士 鈴木 修 ブログ: 東京での「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」開催について (fermatadiary.blogspot.com)
参加希望者の方々から様々な質問や相談やガイダンスへの要望などが届いています。すべての質問に真正面から答えて、心残りの無いところまでお伝えしたいと思います。
それでも、たった一回のガイダンスで人生の方向を決めてしまうことも難しいと思います。
以下は3年前に東京で開催したガイダンスを受講された方で、今回も受講されるYさんからのお便りです。3年前のYさんのことはよく覚えております。現職をきちんとこなしている、とてもまじめな方という印象が残っています。ご本人にはもう少し掘り下げて説明しますが、ここでは概略を説明します。
「3年前に錦糸町の会場で先生のお話を拝聴し感銘し、また若い合格者の熱意もたいへん刺激になったのを覚えています。50代後半になり、まだやれるかと先の進路に迷っておりますが、また改めて鈴木先生のガイダンスを拝聴させていただければ幸いです。」
人生がかかっているのですから、そんなに簡単に進路は決められませんね。何度でも納得できるまで話を聞いていただければと思います。
年齢で焦ることはありません。50代の新規登録者の割合は13.9%です。
「まだやれるか」というご本人の問いかけですが、体力的な話であれば問題はありません。詳細はガイダンスで説明しますが、現場が有ると言っても、そこまで体力勝負の業界ではありません。
「まだやれるか」という問題があるとすれば、「まだ勉強をし続ける気があるのか」という問題だと思います。あの試験は単なる登竜門、入り口でしかありません。その先に本当のプロとしての勉強が必要となります。
もちろん勉強も体力勝負の要素が無いとは言いませんが、そこは年齢の問題ではなく本人の気力などの問題になるのでしょう。
ここでひとつ思い出してください。
Yさんは何故試験を受けたのですか。
「自分の力を評価されて生きていきたい」と思ったからではないですか。
土地家屋調査士の世界は間違いなく「力があれば生き残ること」ができます。
営業やコネは一時的なものです。本当の力があれば営業は不要になります。
年齢だけで評価が決まる年功序列が納得できない若い方、女性というだけで管理職になれない古い体質の組織に嫌気を感じている女性の方、定年という理由だけで若い部下よりも低い評価に甘んじなければならないベテランの方‥、Yさんも含め皆さんが実力で評価されたいと思っているのでしょう。
ところが、いろいろな思いを抱え、現状を脱却したいと考えているにも関わらず、いざ「プロとして勉強をしなさい」と言われると二の足を踏む方が多いのも現実です。
努力の方向や具体的な勉強の仕方は私が教えます。
まずは何の為に土地家屋調査士の試験を受けたのでしょうか、そこをもう一度確認してください。
応援します。