勤労感謝の日、
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」これが法律上の定義です。
元々は五穀豊穣を祝う新嘗祭でしたが、戦後このようなかたちに変わりました。
だから、単に働いている親に感謝する日だけでも無かったのです。
働けること、世の中に役に立つこと、それはよろこびです。
「投資で資産を貯めて早期退職して余生を過ごしたい」というここ数年のFIRE(Financial Independence, Retire Early)ブームがありましたが、FIREを達成したにもかかわらずに「何か仕事がしたい」と仕事に回帰する人たちも増えてきているようです。最近の言葉では「FIRE卒業」というそうです。
「勤労は悪」という前提からの考え方は、少し違うと思っています。「労働者は正義、会社は悪」というような「労使対立」の概念を持ち込まれてからの発想かも知れないなと思います。少なくても日本人の気質とはちょっと違う価値観かなとも思っていました。
私自身も「仕事はお金のためだけにやっている訳ではない」と考えています。
自分の仕事を通じて世間のお役に立つことができていることに感謝して、世間の人達のそれぞれの仕事を通じて私も恩恵を受けていることに感謝する日だと思っています。
ということで、お陰様で勤労感謝の日は毎年仕事をさせていただいております。
感謝。
2018年11月23日のブログです。
土地家屋調査士 鈴木 修 ブログ: 勤労感謝の日 (fermatadiary.blogspot.com)