2016年4月18日月曜日

サポーターにヒーローはいらない

東日本大震災を経験した私達にとって、熊本や大分の皆さんのご苦労は分かるつもりです。まもなくライフラインが通じるはずですから、もう少しだけ辛抱をお願いいたします。

震災の真っ只中でも、被災地の公的な立場の有る方たちは、自分のことだけでなく皆さんのためにすぐにでも動きたいと思っているのでしょうね。
でも、無理はしないでください。
震災から復興までは長丁場です。
今すぐ無理しなくてもやることはいくらでも出てきます。
まずは、自分や家族の安全を優先して、それから動いてください。
皆、抱えているものが違います。
だから、他の人と同じことができなくても、それは当たり前のことです。

私を含む他の地域の者は、九州の被災地の支援が一時的な支援ではなく長い支援になると理解しましょう。
だから支援する方も無理をしてはいけません。長続きしないからです。
こちらも、他の人と同じことができなくても、それは当たり前のことです。
できることを着実に、そして継続的にやっていきましょう。

私達はサポーターです。
サポーターは長い年月を通して継続してチームを応援をするのです。
どう応援すればチームや選手が動きやすいかを研究し、皆で相談するのです。
そして、サポーターは集団で応援するのです。
個人で勝手に大声を出すよりも、声を合わせて応援することの方が効果的です。
主役はチームです。チームのための応援です。
皆で動きましょう。
サポーターに個人的ヒーローは不要ですから。