「4&1」とは4本のボールペンと1本のシャープペンが1本にセットされている三菱鉛筆のペンです。
1本でこれだけ使うことができれば、普通はこれで十分でしょう。
そして私のもう1本の「4&1」には、以前書きましたように、黒インクの太さの違う4本を入れています。
ジェットストリームの黒インクのリフィルは、0.38mm、0,.5mm、0.7mm、1.0mmのものがあります。
それを全部1本に入れています。
ペン先を前から見た写真です。
時計で言えば7時の位置がシャープペン0.5mm、10時の位置が0.38mm、1時の位置が0.5mm、4時の位置が0.7mm、5時の位置が1.0mmです。
書き心地ですか?
そりゃあ、良いですよ。
ジェットストリームのインクですから。
4色ボールペンとシャープペンと、黒インクの太さ4種を持っていたら、機能としては十分過ぎるでしょう。
この太さの違う黒インクを多機能ペンに入れるという技は、思った以上に便利ですよ。
お勧めします。
でも皆さんは黒のみ太さ4種までは不要でしょうね。
黒2種、青2種の4本の方が現実的かもしれません。
いいんです。
私は現実のためだけにペンを持っているのではないですから。
ただこの気に入っているペンですが、問題があるとすれば、なかなか自慢のドヤ顔がしづらい点です。
一番の問題は、見た目では分かりませんので、さりげない自慢ができません。
三菱鉛筆もこんな方法で利用するユーザーを想定していないのでしょう。
ノック部分の色が最初の4色に固定なのです。
中身が全部黒ですが、外から見た目は4色に見えます。
これがパイロットのhigh-tech Cならインクのリフィルにノックまで付いていて、色を示すので紛らわしくないのですが。
ハイテックC |
「おやっ、スズキさん、ノックが全部黒ですねぇ」
「ええ、まあ」
なんて会話ができるじゃないですか。
また2番目の問題として、このジェットストリームの多機能ペンの欠点として、ノックのキャップが簡単に紛失するところです。
このキャップが無くなると中の消しゴムが見えるのですが、それがとても格好悪いものになるのです。
文具は美しくなければならないのです。
私はこのペンを3本買いましたが、すべてキャップが無くなりました。
私の友人も、キャップの無いこのペンを持っていました。
このペンの基本的な欠点のような気がします。
写真を見てください。
ねっ、格好悪いでしょう。
これではドヤ顔ができません。
例えば下の写真は、フリクション・ノック・ビズのキャップです。
ネジ式になっています。コストがかかるでしょうが、綺麗に決まります。
こんな感じに作ることができなかったのでしょうか。
ネジにコストがかかるなら、キャップ部分をもう少し長くして、摩擦部分を大きくすれば外れにくくなると思います。
ええ、中もこだわっていますが、外も大事です。
だって文具の一番の機能は「ドヤ顔」できることなんだから。