2014年8月29日金曜日

君は誰を信じるのか、君は何になりたいのか

先週末、土地家屋調査士の資格試験が開催されました。
受験者の皆さん、お疲れ様でした。
この試験については、また別に書かせて戴きます。

さて今日は資格業を目指しながら将来について不安な人達へのメッセージを書いてみます。


「土地家屋調査士の資格の将来性はどうなんでしょうか?」
土地家屋調査士に限らずに、君が将来を決めようとするときには、どんな資格を目指すにしても疑問に思うことでしょう。

さてそのときに、君はどうしますか?
まずネットを検索始めるのでしょうね。
そして 「( ´Д⊂ヽもうだめぽ」 なんて書いてある匿名掲示板にぶつかるのでしょう。
それを見ただけで、君の将来にネガティヴな結論を出すのですか?

たとえば土地家屋調査士に限ったとしても、何人の資格者の話を聞いていますか?
匿名でぼやきを書いている人達以外の土地家屋調査士に話しを聞いたことがありますか?

君が誰を信じるのも自由です。
でも、どの職業を選んでもネガティヴな人とポジティヴな人がいることを考えてください。

特に専門資格者という職業を選んだ場合は、自らポジティヴに動かないと成り立たない職業です。
ネガティヴな書き込みを読むという行動しかとらず、それだけで将来を決める人なら、土地家屋調査士に限らず確かに専門資格者は目指さない方が良いかも知れません。

資格試験合格は入り口にしか過ぎません。
いつも書いているように、プロ野球選手で言えばプロテストに合格しただけです。
そこからポジティヴに練習しなければ、翌年は自由契約になります。
だから努力は必要です。

資格合格だけで努力がなければ、やはり「もうだめぽ」になるでしょう。
業界に入ってくれば努力の方向性と努力の仕方は教えます。
努力するのは君ですが。
でも努力して力を付けて、それをベースに生きていく世界は気持ち良いですよ。

逆に入社試験合格等で組織に就職した場合は、ネガティヴな人でもクビになることはなかなか有りません。そういう人は、やはり組織にいた方が良いでしょう。


でも君は組織を飛び出して、自分の力を試したかったのですよね?

土地家屋調査士の先輩達は胸を張って前向きに人生を過ごしている人達が多いですよ。
そういった人達の話も聞いた方が良いと思います。
その上で「誰を信じるのか」判断した方が良いと思います。

プロ野球選手になりたいと思ったら、ドロップアウトした人の話だけ聞いても仕方ないでしょう。
プロ野球選手として成功している人の話も聞くべきでしょ。

だって目指そうと思ったのでしょう。

最後にお聞きします。
「君は何になりたいのですか?」