折れない機能を持つシャープペンシルも各メーカー出そろった感があります。
以前このブログでも紹介したオレンズなどもそうですね。
昨年はこの折れないシャープペンシルがブレイクしたようです。
ゼブラのデルガードもかなり売れたようですね。
筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする独自機構によって、強い力をかけて書いても芯が折れません。
実際にやってみましたが、本当に折れません。
4回以上のノックをして芯を出し過ぎると折れることがありますが、実際に使う場面ではそこまでノックすることはありません。
芯が折れないということは、原稿等を書いているときに思考を邪魔されないということです。
そのために何か考えるときは万年筆を使ってきました。
ですから、芯が折れない機能の凄さは認めていましたが、それでも買わないでいました。
書いた文字を消すことができる機能が、他のペンに対するシャープペンシルの優位性です。
でも、その機能なら、今はフリクションボールペンでも実現できます。
そうなると、ボールペンのインクに比べて、シャープペンシルの筆跡の薄さが気になり始めて、最近は手帳やノートで使う場面が減っていました。
折れない機能には興味があるけれど、私は既に何本かシャープペンシルを持っていることと、デルガードは少しチープな感じがすることが、私の物欲を刺激するまでではなかったのです。
そんななか、1月21日にデルガードの新製品が発売されました。
デルガード Type - Lx です。
結局、買っちゃいました。
金属部品が採用され、高級感のあるデルガードになりました。
金属部品採用により、高級感だけでなく、重心が低くなり握りやすくなる効果も加わりました。
私の気に入っている三菱鉛筆の「uni SHIFT 0.5」のような製図用シャープペンシルのデザインでありながら、軸の先を透明にして、上の図のデルガードの独自機構を見せています。
上手いデザインだと思います。
上の赤いペンが uniSHIFT |
注文があるとすれば、ペン軸の握る部分にもう少し滑りにくい加工がされている方が良いと思うことでしょうか。
また、もう少し重い方が握ったときに安定すると思います。
この部分は個人的な好みですし、今のままでも文句は無いですよ。
さて、このデルガード Type -Lxは、定価1000円(税別)です。
ねっ、文具って良いでしょう。
1000円で高級タイプが手に入って、ちょっとドヤ顔できるジャンルですから。