2014年5月25日日曜日

鈴木様 現在、求人は行っていませんでしょうか?


私には様々な立場の方から相談が来ます。
昨日はこんなメールが来ました。
土地家屋調査士事務所の補助者になりたい方の参考になればと思い、紹介します。


鈴木様

突然のメールを失礼いたします。
ME(女性)と申します。
貴社では、現在、求人は行っていませんでしょうか?
当方、測量等の経験はありませんが、
土地家屋調査士事務所での勤務を志望しています。
誠に勝手ながら
履歴書と職務経歴書を添付させていただきました。
ご一読いただき、ご検討いただければ幸いです。
宜しくお願い致します。


ME様

ご連絡をありがとうございます。
私の事務所では、現在求人しておりません。
折角のご連絡で申し訳ありませんが、他を探してください。

ただ一つだけ余計な話ですが、
何のために土地家屋調査士事務所で働きたいのかが、ご自身の中で明確になっていますか。

土地家屋調査士を目指すのなら、まずは試験に合格しなければなりません。
そのためならば、土地家屋調査士事務所に勤めることが最短距離かどうかは微妙な問題です。
土地家屋調査士事務所では、必ずしも受験の指導をしてくれるとは限りません。
むしろ働くと言うことですから、当然時間は拘束されます。
土地家屋調査士を目指すから土地家屋調査士事務所に勤めたいというシンプルな発想なら、もう少しリサーチが必要かも知れません。
とりあえず試験合格を最優先に考えるべきでしょう。

試験合格後に土地家屋調査士事務所で働くかどうかなら、以下のブログが参考になるかも知れません。
試験合格後土地家屋調査士事務所で修行すること

単純に就職先と考えるなら、それもしっかりとリサーチが必要です。
どちらにしても小さな事務所が多いので、その事務所の先生との相性が重要でしょうね。

熟慮の上で土地家屋調査士業界を目指してくれるなら、業界として嬉しいです。
頑張ってください。

土地家屋調査士 鈴木 修



その他にも本ブログ内で補助者に関係して書いた記事があります。
これから土地家屋調査士事務所に勤めたいという方や土地家屋調査士の事務所を開業しようという方の参考になるかも知れませんので、再度紹介します。

何故君は動かないのか

補助者から独立開業する不安

事前にシミュレーションすること

再度、経験は作るものです。

「調査士一本でやるのは難しい感じがするんですが?」に答える