本日16時56分に奈良県を中心に震度7、マグニチュード7.8の緊急地震速報が出ました。
近畿地方は個人的にも友人が多いので、とても心配しましたが、誤報と分かり一安心したところです。
<緊急地震速報>「奈良中心に強い揺れの予想」も震度1未満
毎日新聞 8月8日(木)17時16分配信
気象庁は8日午後4時55分に緊急地震速報を発表、奈良県を中心に近畿、中国、四国、中部、北陸、関東に及ぶ広範囲で強い揺れが予想されるとして注意を呼びかけた。
しかしその後、気象庁は、午後4時56分に起きた地震の震源地は、和歌山県北部(北緯34.2度、東経135.3度)で、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは2.3、震度1以上の揺れが観測されなかったと発表した。
震度7がどれほどのものか、東北の私達は身に染みて分かっています。
だからとても心配をしました。
誤報は電気的ノイズが原因かと言われているようですが、気象庁は原因を追及して、その上で今後も誤報を恐れずに速報を出して欲しいと願います。
さて、このブログを読んでくださっている近畿の方々。
本当に誤報で良かったですね。
さて、地震の速報を受け取った近畿の皆さんは、その速報から1分間で何をしたか思い出してみてください。
その時何をやっていて、速報を得てとっさに何をしようと思いましたか?
瞬時に自分のおかれた今の状況を判断して、身を守る行動をとりましたか?
行動をしたとして、今振り返ったらそれはベストな行動でしたか?
以外と何もできなかったでしょう。
慌てずに「どれどれホントかな?」ってネットでも検索したりしてたんですか?
それは偉くないですよ。
「オレは誤報が出たことも知らなかったよ」と言う人は、もっと問題でしょう。
1分。最大でもそれくらいしかできないはずです。
本番では揺れるまでにほとんど時間が無いです。
直下型地震では、むしろ揺れてから速報が鳴ることが多いです。
東日本大震災でも同時でした。
今日のその一瞬を、もう一度思い出してください。
満足な動きができなかったのなら、自分と自分の家族のために反省をしてください。
そして、このブログを読んでいる今の状況で、もしまた震度7の速報が鳴ったら、何をするのがベストか考えてみてください。
そして気象庁を責めずに、良い予行演習ができたと、考えてみましょう。