以前はここまで候補者が全国を移動することは無かったはずです。実際に候補者に聞くと、今回は皆が動くから自分だけ動かないわけにもいかないという強迫観念が起こっているようです。
候補者それぞれの評価は別にして、この時代にこんな昭和の選挙みたいなことをやっている業界では、とても良くないと思いました。
今年の候補者達は過渡期で無理して頑張っているのでしょうが、こんなことが続けば、金と暇がある人だけが選挙に出られることになります。はたしてそんな人が本当に土地家屋調査士の痛みがわかる業界の代表なのでしょうか。
まず、この選挙システムだけでも変えなければなりません。
今回の日調連会長や副会長候補が何を考えているか(また何も考えていないのか)、会員なら知りたいはずですよね。
今回の日調連会長や副会長候補が何を考えているか(また何も考えていないのか)、会員なら知りたいはずですよね。
ただし、この業界は直接選挙でなくて各会の代議員による投票とになっています。そんな選挙システムにより各会員の意識から日調連離れが起こっています。
しかし、今の時代は日調連の判断が会員の生活に直結するのです。無関心では済まない時代なのです。
まずは各候補の所信表明を読んでみてください。
日調連のホームページの中の会員の広場にアップしてあります。
前回も立候補された候補者の場合は、2年前の所信表明と比べてみてもその候補者の理解が深まるかも知れません。そのように候補者の所信表明を読んでから、自分たちの代議員は誰に投票するのか、何故その人に投票するのか、質問しても良いでしょう。
ネットの時代です。政見放送もネットで簡単にできます。
私は候補者を一カ所に集めて公開討論会を開催することが望ましいと思っています。
各々の案件について、各候補者がどのような意見を持っているのか、しっかりと聞きたいと思います。
地元に何回顔を出したから投票するのではなくて、何を考えて何をしたい人だから投票するという形に、皆で動いて制度を変えたいと思いませんか。