2009年10月30日金曜日

志津川高校体験授業

毎年開催している志津川高校の体験授業を、今年も28日に宮城県土地家屋調査士会が担当させていただきました。

これは数学の体験授業(総合学習)です。
学生のころ「三角関数は何に使うの?こんなの必要ないじゃん。」って思いませんでした?
このブログを読んでいる宮城会の土地家屋調査士さん達なら思わなかったかも知れませんが、そう思った人の方が多いんですよ。(おそらく)
そこで測量の体験授業になるわけです。
地元志津川の加茂川広報部理事をはじめとして、沢山の会員さんの協力で無事に努めさせていただきました。

以下が志津川高校のこの授業の目的です。
「数学Ⅰで学習した三角比について、実生活の中でどのように応用・利用しているのか、測量の実習を通して理解させる。」

でも測量だけなら測量業界で良いんですよ。
そこは調査士ならではの工夫がしてあります。
陣取りゲームをして(境界問題を含むんです)、それを測量するんです。

陣取りゲームのあたりは前副会長の相澤満相談役の独壇場ですね。
なにしろ生徒の気持ちは、同じ気持ちの相澤さんじゃなきゃ分からない・・・。

生方にも好評で、毎年リクエストをいただいて、お伺いしています。
また昨年には、この体験授業を、宮城県高等学校数学教育研究会で発表していただきました。

併せて昨年は、卒業生から「土地家屋調査士になりたいんですけれど」って相談された事も収穫でした。