2017年5月21日日曜日

三角点標石ふせん

以前このブログで「地面のボタンのなぞ」の本を紹介しました。
当時小学2年生の吉本凜菜ちゃんが書いた物です。

地面のボタンのなぞ 

じめんのボタンのナゾの寄贈


この本の中で、凜菜ちゃんは「もっともっとえらいきじゅん点」という表現で「一とう三かく点」を紹介していました。

境界標、基準点、三角点などの言葉は、私達の業界には昔から馴染みがありますが、小学生の凜菜ちゃん達には「なぞ」ですよね。

さて、こんな「ふせん(付箋)」があります。
地図屋さん(内外地図株式会社)が作ったふせんです。

「三角点標石ふせん」です。えらいふせんです。



どうですか。
このブログを見ている方の半数以上は欲しいんじゃないですか。

一等から四等まで色分けの標石型ふせんですよ。
重要度ごとに一等から四等まで使い分けるのですよ。


ほらほら、欲しいでしょう。

貼るときは丁寧に貼ってくださいね。


こんなに曲がっちゃいけません。




これ低すぎます。


これ出過ぎです。
(昔、出過ぎて「向こうでしゃべってこい」と言われて連合会に行かされたヤツ知っています)

貼るときはこうじゃなくちゃ。


そうそう、標石の長さが82cm、そのうち61cmを地下に21cmを地上に出し、垂直に設置しましょうね。(盤石はないけれど)

この一等から四等のセットの付箋は20枚×4色で756円です。
高い?
何言っているの。
三角点標石は、その辺のDIYで売っているコンクリート杭とは違うのですよ。

もう私たちの業界の標準「ふせん」はこれで決まりでしょう。

試験勉強にも使ってみたらいかがでしょうか。
「杭を残して悔いを残さず」ですし。




追記)
実は一等三角点だけのふせんもあるのです。


潔い白色で孤高の雰囲気がしますよね。