2013年4月19日金曜日

2年1ヶ月経った女川町の風景

東日本大震災から2年以上経ちました。
私が定点観測として定期的に訪れている女川町にも春が来ています。

でも自分の庭の春を愛でる状況ではありません。
現地はあまり変わりません。




ここは下の住宅地図の地域です。
動画はこの真ん中の道路から撮影しました。
つい2年前の3月11日までには、こんなに建物が建っていました。



赤く塗ってあるのは大津波で被災した建物です。
その結果上の動画のような状態になったのです。


私の住んでいる仙台の中心部は、ほぼ問題が無くなりました。
でもそれ以外の宮城県の被災地は、まだこんな状態も多いのです。

確かに全国の皆さんのお陰で瓦礫が少なくなりました。
それでもこの状態です。この先、いつ戻るのか想像がつきません。

何故復興しないのでしょうか。
ここまで被災して住民の方々が仮設住宅等に移住しているから、現地に住んでいる人がとても少なくなり、そのため優先順位が下がってしまうのでしょう。

私たちができること。
まだまだいろいろ有ると思います。

私は様々な機会を捉えて発信し続けます。

全国の皆さんはたまに思い出して、話題にしてください。
余裕ができたら現地を見てください。
全国の皆さんの防災を見直す良い機会にもなると思います。