2023年3月10日金曜日

フリクションのもうひとつの進化系「フリクションボールノックゾーン」

「フリクションボールノックゾーン」

2022年11月18日の発売に合わせて購入して使ってきましたが、数あるペンの中で一番のヘビーローテーションになっておりますので、自信を持って紹介します。


パイロットのボールペン「フリクションボール」シリーズは、ボールペンなのに消せるという機能に衝撃を受けて以来、過去すべてのタイプを買ってきました。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: フリクション・ノック (fermatadiary.blogspot.com)

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: 現場のマーカーはノック式に限る (fermatadiary.blogspot.com)

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: フリクションボール (fermatadiary.blogspot.com)

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: フリクションボール・スリム 0.38 & カラーズ (fermatadiary.blogspot.com)

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: フリクションボール・ノック・ビズ (fermatadiary.blogspot.com)

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: フリクションの完成形 Frixion Point Knock 04 (fermatadiary.blogspot.com)

そして、2020年5月19日に書いたブログ記事で「フリクションの完成形」と紹介した「フリクションポイントノック0.4」が昨年までの一番(当社比)でした。

従来の「フリクションボール」と比べて、インクが濃くてフローが滑らかでとても気に入りました。「フリクションポイントノック0.4」のすべての色も買ってペンケースに入れて持ち歩きました。それだけ気に入っていました。

ただし、それでも、私のヘビーローテーションの一位にはなっていませんでした。

従来の「フリクションボール」に比べてインクの色は濃くなったのですが、他のゲルボールペンなどに比べれば、やはりインクの色が薄かったのと、0.4mmの細線なので、その分更にインクが薄く見えることが残念でした。

今回発売されたこの「フリクションボールノックゾーン」のインクは圧倒的に濃くなりました。

「プレミアムフリクションインキ」と言うらしいです。

その濃いインクが、インクフローが少し多すぎるくらいに滑らかに出ます。

実はこのインクが黒いという特徴だけでなく、このボールペンは以下の最新トレンドを全部盛りで発表されました。

  1. Ver.2(バージョン2)レフィル搭載
    樹脂レフィルから金属レフィルに変更してインク容量が1.7倍
  2. チップホールドシステム
    独自の保持機構を仕込んでペン先がブレない
  3. ノイズカットノック
    ノックの音が静かになった

これらの特徴って聞いたことあるでしょう。

1.は、三菱のジェットストリームの最新レフィルと同じです。以前ブログ記事で紹介していますね。

土地家屋調査士   鈴木 修 ブログ: ジェットストリーム 新しい3色ボールペン (fermatadiary.blogspot.com)

2.は、ゼブラのブレンで発表された機能です。
3.は、ぺんてるのカルムと同じですね。

それぞれのペンが売れているのですから、全部盛りの「フリクションボールノックゾーン」は最強です。もっとも同じ機能を発揮させるために、機構は独自に開発しているようです。


今のところ、私の普段使いは、ほぼこの「フリクションボールノックゾーン」になりました。

使わない場面は、消せるインクが使えない文書(宛名書き、契約書署名など)に手書きするときくらいでしょうか。

ラインアップも500円(税抜き)2000円(税抜き)3000円(税抜き)の3種類が出ていますし、従来のフリクションノックにも使える「フリクションボールレフィルver.2」(2本入り500円(税抜き))も、0.5mmと0.7mmでそれぞれ黒、赤、青の3色が発売されました。


左が従来のリフィル、右がVer2リフィル

私の持っている「フリクションノック」の全部に、この新しいレフィルを入れました。

文具は経済性ももちろん大切ですが、ビジネスシーンで日々気持ち良く使えるのなら、安いモノだと思ってしまいます。

まずはこの廉価版の500円(税抜き)を使ってみてください。重量も一番軽いので使いやすいと思います。気に入ったら高級版を買い増しても良いと思います。

従来の「フリクションボール」しか知らなかったのなら、使ってみて驚くと思います。