ブルグミュラーって知っていますか?
ヨハン・ブルグミュラー、1800年代のドイツの作曲家でありピアニストです。
日本ではピアノ入門期の練習曲として「25の練習曲 Op.100」が有名ですね。
これです。この表紙です。
見たことありませんか?
全音楽譜出版社のピアノライブラリー「ブルグミュラー25」です。
この楽譜を持ってピアノ教室に通うお姉さん達に憧れていたことがあります。
そうは言っても、私も小学生の頃ですが。
その後私は管楽器を始めるのですが、ずっと鍵盤コンプレックスを持っていました。
ですからこの青い表紙を見ると、当時の淡い憧憬がこみ上げてきます。
さてこの久しぶりのブルグミュラーの表紙ですが、思わぬところで出会いました。
私のパワースポットである「文具店」です。
ええ、これは楽譜ではないのです。
実はノートなのです。
表紙だけなら、「なあんだ」と飛びつかなかったかも知れませんが、
このノートは、表紙だけでなく、中身の罫線も全音が楽譜のために作った専用の用紙と、専用のインクが使用されています。
楽譜用の用紙は良い紙ですよ。
長い期間、持ち歩き、譜めくりをし、書き込むのですから、耐久性がなければなりません。
ですから適度な硬さと、しなやかさを持っています。
そして、インクがにじまない、裏写りしない、譜めくりしやすい、光が反射しにくいなどを求められています。
これは、その用紙を使ったノートです。
気に入りました。
仕様は6mm罫線で、35行です。
この他に五線譜仕様のノートもあり、それも良いのですが、五線譜だとあまりにもそれっぽいので、このノート仕様を選びました。
同じ仕様で「ソナチネ」や、小ぶりの「子供のバイエル(上)(下)」もあります。
この「子供のバイエル」もレトロっぽい表紙で良いですよ。
早速買いました。
インクのノリが良さそうです。
「えっ、まだ試していないのか」って?
なんか(自分にとって)こういう意味の有るノートを買うと、何かを書き込みにくいんですね。
結局使えないんですよ。
結局使えないんですよ。
まあ良いんです。
文具は持っているだけで嬉しいんだから。