2014年4月9日水曜日

負け癖を吹っ切れ

私がベガルタ仙台サポーターであることを知っている人から、ベガルタ仙台の試合の話しを時候の挨拶のように話しかけて戴くことが有りますが、最近その話題を振られることがとても少なくなりました。

そうです、皆さんに気を遣われているようです。(笑)

ベガルタ仙台は開幕6戦、2分4敗です。
毎年スタートダッシュでワクワクさせてくれるチームですが、今年はツライ春です。



今年は長い手倉森監督体制からグラハム・アーノルド監督体制に変わりました。
勝てないのは、優秀な手倉森監督から能力不足の監督に代わったという問題ではないと思っています。

手倉森氏が育てた選手を、手倉森氏が長年かかって使い切ったのです。昨年の後半は手倉森監督でも勝てていませんでしたし、今年監督を続けていたら、ここまででないにしろ、苦戦は免れないと思っていました。

しかし、それにしても連敗は辛いですね。
結果は出てないにしても、先日まで良かった選手間の連携も、先日の浦和戦では、攻撃も守備もバラバラでした。
もちろん選手が手を抜いている訳では無いと思います。
浦和戦に臨む戦術がそもそも違うようにも見えましたが、それ以前に負けや引き分けが続いて、選手も自信が失われているようでした。
こんなときには、監督やコーチによるメンタルコントロールが重要ですが、今は監督自身もそこが上手くいっていないようです。

「負け癖」
サッカーだけでなく、人生においても、これが一番避けなければならないものです。
最初は偶然でも、それを受け容れ始めると、負けが当たり前になり、勝てる気がしなくなります。そして余計な迷いが生じます。負のスパイラルに堕ちていきます。

私はベガルタ仙台をブランメル仙台の頃から見てきています。とてもとても弱いチームでした。私の目の黒いうちにJ1に昇格してくれたらどんなに嬉しいかと願っていたチームでした。

そんなチームには、過去何度も「負け癖」が出てきた時期がありました。
そんな時の特効薬は、どんな形でもよいから1回勝つことです。
フォーメーションやスタイルの問題ではなく、不格好でも良いから勝つことです。
それが負け癖を吹っ切ります。
無理に勝ちに行くという事ではありません。ガチガチに守って負けないようにして、できたらカウンターで勝つ程度で良いと思っています。
昨年までの積み重ねを思い出せば、そこそこ守ることができるはずです。

応援します。
付き合います。
だから迷わずに戦ってください。

当然試合は勝って欲しいです。
でも力及ばず負けてしまうときでも、選手たちが全力で戦っている限り、私達は最後まで応援します。
試合途中で帰ることは絶対にありません。
私達のチームですから。
自分たちの息子が全力で戦っているときに途中で帰る親はいないですから。