2013年9月2日月曜日

公嘱協会通常総会での祝辞

以前も書きましたが、総会等にお招き戴いた際の来賓の挨拶はとても苦手です。
会長も3期目、5年目に入りましたが、まだまだ慣れません。
研修会なら何時間でも話し続けることができるのですが、どうしても挨拶は慣れませんね。

何故かと言うと、研修会は私の個性でお話しができますが、総会等のオフィシャルな挨拶は、必ず守らなければならないルールが有るからでしょう。
自己紹介、お招き戴いたお礼、表彰受賞者への祝辞、組織同士のご挨拶、調査士会の活動紹介、お祝いの結び等々・・外せないフレーズが、いくつか有ります。

これから何か落とすととても失礼になります。ここが緊張するところです。

それでも他の組織での挨拶は、あまりお会いしていない人達が多いので、現在の土地家屋調査士会の方向性をお話ししたりすることで、とりあえずクリアできます。
実際に総会で来賓の挨拶を楽しみにしている人は、おそらく一人もいないはずですし。
しかし、そうは言っても、誰も聞いていないからとあまり適当な挨拶だと、私だけでなく宮城の土地家屋調査士全体が馬鹿にされます。そんなことを考えて挨拶を作ります。

一番難しいのは身内の総会の挨拶です。

来賓の祝辞なのに、あまり自説を述べるのも控えるべきです。とは言っても、いつも会っている人達の前で、改まって定型的なフレーズだけをお話しするのも今ひとつです。
やはり無難なメッセージも入れるべきだと思っています。

そんな中、先週8月30日「公益社団法人 宮城県公共嘱託登記土地家屋調査士協会」の通常総会が開催されました。
協会の総会の祝辞も5回目ですね。毎回同じようになってしまうのも、どうでしょうか。
さて、そんなことで苦しみながら、こんな祝辞を述べました。

それにしても、そろそろ挨拶ネタにも困っているので、次の会長にお願いします。

 (前略)
 東日本大震災からの復興事業や公益法人制度改革、入札制度等、貴協会を取り巻く環境は一層厳しくなって来ました。それにもかかわらず、貴協会は前向きな姿勢を崩さずに、公益社団法人に移行され、東日本大震災からの復興事業の困難な業務にも積極的に取り組み成果を上げていることや、通常の嘱託事件においても役員はじめ社員の皆様が真摯にご努力されている姿勢に心から敬意を表します。

 さて、東北が東日本大震災に全勢力を振り絞っている間にも、日本の制度や産業経済は世界のうねりの中で変化を余儀なくされています。
それに伴う規制緩和や資格制度改革の更なる変化も、まだ先のことと傍観はできる余裕は無く、待ったなしの対応を求めています。
このような時代の専門資格者は、制度を後追いすることは許されません。常に最先端に位置し、実践していなければ、国民の皆様のお役に立てません。

宮城県土地家屋調査士会も情報の伝達や研修等に工夫をして、この時代に即応していくつもりです。

 貴協会についても、社員の皆様が自己研鑽を重ね、専門資格者としての能力向上をはかり、委託者の一層の信頼を得ることが業務拡大の王道と考えますが、そのために調査士会もできる限りのご協力をさせていただきたいと考えております。

 貴協会と土地家屋調査士会は良好で機能的なパートナーシップを築いて現在に至っております。そして、このような関係は積極的に協力・協調して共に制度の発展を図ろうとする双方の強い意志の表れと認識しております。今後、意思の疎通を更に密なものにし、より一層良好なパートナーシップを築くことを希望いたします。
(後略)