2010年6月9日水曜日

日調連総会と代議員

前ブログで申し上げましたとおり日調連総会と代議員に関して少し説明します。

日調連の総会は、会計年度終了後3ヶ月以内という規程になっており、毎年この6月に開催されます。(連合会会則17条)
土地家屋調査士の会員は全国18000人程度、その全員が一堂に会して総会をすることは現実的ではないので、間接議決権を持つ代議員が選ばれます。
その代議員と各会会長と日調連役員が総会の構成員となります。(同16条)

この代議員は各会から選出されるのですが、その数はそれぞれの単位会の所属会員数によって決まります。4月1日現在の会員数が300人以下の土地家屋調査士会は代議員1名とし、300人を越える調査士会では、最初の1人と150人ごとに1人を加えた人数が代議員の数となります。(同第19条1項)

つまり会員数が500人であれば、
 最初の300人・・・・・・・・・・1人
 300人を越えて150人まで・・・1人
 それを越える会員数(50人)・・・1人
合計3人の代議員となります。

宮城会は最近会員数が300名を切りましたので、宮城会の代議員は1名、1票となります。
これに会長の私の1票が加わり、2票。
他に宮城代表という票ではないですが、宮城会から選出の岩渕日調連理事にも1票があります。

このような仕組みですから、日調連総会において、会員数の少ない宮城会や東北ブロックの各会の意見は、単純な多数決では通りません。何かを伝えるときは、しっかりとした理論を組み立てて、説得力を持った発言をしなければなりませんね。