2010年6月7日月曜日

土地家屋調査士の倫理研修

本日は日調連専務理事瀬口潤二先生による研修会を開催しました。
「倫理規程と懲戒事例」に関する研修会でした。
皆さん多数参加いただきありがとうございました。
また「ブログを見て参加したいと思った。」と言って、参加してくださった他会の皆さんもご参加ありがとうございました。

研修会は土地家屋調査士法第25条で参加の努力義務があります。でも義務で参加されるのではなく、「調査士でいるために本当に役に立つから参加する。」と言っていただける研修会を企画しているつもりです。今後も注目していてください。
また研修会は皆さんのものです。今後も研修会について、リクエストやご意見があれば、遠慮無くお知らせください。

さて、私は研修会で一番大切にしていることは、「表面に現れた政策や規則などの詳細を学ぶ前に、なぜその規則ができたのか、それはどんな背景で、何を狙ってできたのか。」をしっかり学ぶことです。

ベースが理解できれば、詳細は学ばなくても想像ができますし、自分のものになります。
これは調査士の資格試験の際でも同じ事ですよね。
今日は瀬口先生にその点をしっかり教えていただけるようにお願いいたしました。
その背景の日調連の動きを詳細に教えていただきました。

倫理なんて聞くと、昔の道徳の時間を連想しませんか。
何故こんなもの必要なんだって思いましたか?
でも日調連は、この混迷の時代、勝ち抜く武器として「倫理規程」を作ったんだとのお話しでしたね。
国の政策の変化の中で、国土調査をはじめとして、「倫理」を掲げる土地家屋調査士の重要生がクローズアップしてきたようです。

もう一度、そんな眼で、本日の研修資料を読んでみて下さい。