2019年3月4日月曜日

ライトライト ライト付きボールペン ゼブラ

最近とても気に入っているボールペンです。
ゼブラの「ライトライト」、いわゆるライト付きボールペンです。
この手のグッズは、ちょっとスパイっぽくて、昔から大好きです。



「ライトライト」はお気づきかも知れませんが、日本人でなければ考えないベタなネーミングで「Lightwrite」と書きます。
まあ、間違いなく覚えやすいですが。





このライト付きのボールペンというジャンルの製品は昔からありました。
しかしほとんどは天冠の部分に豆球が付いていたものでした。
乾電池が入る太いペンを子供の頃から持っていました。

さて、暗い中で筆記する目的ならペン先にあかりを持ってこなければなりませんが、豆球をペン先近くに埋め込むのは物理的に無理だったのでしょう。
それが、やっとLEDの時代になって実現できました。
違和感の無い普通の太さのボールペンで、そのペン先にLEDのレンズが付いています。




ペンの先の透明なレンズの間からボールペンの芯が出てくるのです。
ですから筆記するにしても、自分の手で陰ができません。



ライトのための特別なスイッチが付いていないのも、私は合理的で気に入っています。
具体的には、ノックして普通に芯が出て、もう一度ノックして芯が引っこみ、再度ノックすると明かりが点いて芯が出て、またノックすると明かりが消えて芯が引っこむ。
この繰り返しです。




実際、驚くほど明るいです。
ここまで明るくなくても十分字が書けると思いますが、明るいに越したことはないので、もちろん文句はありません。
以下の写真は、完全な暗闇の中で書いてみたものです。


インクは油性の0.7mmの4C芯です。
さすがにゼブラ製ですから、キワモノではなくて普通に良く書けるボールペンです。
野外で書くことも想定しているから油性で0.7mmなのでしょう。
握りのところはローレット刻みで滑りにくくして、ペンクリップも開きやすいものです。
これらも野外使用を意識して考えられていますね。
電池はボタン電池4個使います。

本体は、なんたって500円(税別)ですから安いです。
私はもっと高くても買ったと思います。


実際に暗い場所で筆記するニーズは結構存在するようです。
土木・建設の現場や、運送業の配送、病院の夜間巡回など、暗い場所で筆記することが多い職業はたくさんあります。
これらの職業の方々には、この明るさは重宝すると思います。
また、誰でも災害における停電対策に持っていても良いと思います。

鈴木はそんなに暗いところで書くことが多いのかって?
確かに建物調査で薄暗い中で書くこともありますし、夕方野外でメモすることもあります。
でもこのボールペンを買ってから一番使う場面は、
「このボールペンねぇ、光るんだよね〜」って自慢するときかな。