2018年6月11日月曜日

15分で結論を出す副次的メリット

今日友人とお話をしているときに、このブログで以前書いた「15分で結論を出す」という記事の話題になりました。

★15分で結論を出す             2010年5月25日
「15分で結論を出す」についての質問に答える 2013年8月7日

重い軽いにかかわらず、私達は毎日毎日何らかの決断をしなければなりません。

私はこれらのブログ記事にも書いていますが、「何かに迷ったら基本的に15分以内で結論を出す」ように意識しています。
他人から見て「決断に時間がかかっている」ように見えるときは「既に出ている結論を実行する為に環境を整えているだけ」のはずです。

さて、この15分程度で結論を出して良い理由は、「自分で決めるべき場面において自分の能力以上のものが出てくるわけでもなく、材料が揃った中で何日迷っても即断しても、結論は大して変わらない」と思うからです。

また、もう一つの理由として私が考えていることは、「迷う時点で論外の選択肢は既に排除しているはずだから、実は選択肢のどれを選んでも誤りではない」ということです。

分かりにくいですか。
たとえば「A子ちゃんとB子ちゃんとどちらと付き合おうか」と迷っているとして、最初から選択肢にないC子ちゃんは、この迷いに入っていないはずです。
「もしかしたら、もっと素敵なスーパーC子ちゃんが現れるかも」といつまでも決めないでいると、どちらもいなくなります。
ちょっと不適切な比喩だったかな。
もっともこの設定だったら、私の友人達は「迷わず両方と付き合う」と言い出すかも知れないな。


さて、話しを戻しますが、即断即決には副次的なメリットがあります。

「自分の選択は誤りだった」と気が付いたら、無理して続けずにやめて良いのです。
「飽きっぽい」「長続きしない」などという他人の評価は気にしないでください。
彼らはあなたの人生に責任を持ってはくれませんから。

人生で一番もったいないものは時間です。
個人の人生において、時間は有限です。

選択に余計な時間をかけなければ、万が一「自分の選択が誤りだった」と気が付いたときに、引き返してやり直す時間が十分有るということです。
これも即断即決をする副次的メリットです。