新年度と言えば、入学や入社などで環境も変わる方も多く、その方々に向けて文具界も限定商品を発売したり、各地で文具フェアを開催したりしていて、私は入学も入社もしないのに楽しい季節を迎えています。
さて、今日紹介する文具は「サラサマークオン」というボールペンです。
あのゼブラのサラサのシリーズの新製品で3月に発売になったものです。
あのジェットストリームはそれまでの油性インクの概念を変えたと言われる滑らかな書き心地のボールペンですが、それでもジェルインクには敵いません。
この滑らかさと発色の豊かさで、最近はゼブラのサラサシリーズを日常使いしています。
「サラサクリップ レッドブラック」 2017年3月31日
「サラサスタディ 質より量の勉強」 2017年4月20日
ただし、ジェルインクの欠点として、乾きにくく書いた文字でノートが汚れやすいという問題があります。
「サラサクリップ レッドブラック」 2017年3月31日
「サラサスタディ 質より量の勉強」 2017年4月20日
ただし、ジェルインクの欠点として、乾きにくく書いた文字でノートが汚れやすいという問題があります。
それに対して改良を加えたのがサラサドライです。
書いた紙に早く染みこむインクのようです。
それでも、サラサドライの上からマーカーでなぞると、インクが流れてノートもマーカーの先も汚れてしまいます。
せっかく重要な箇所をマークするのに、その重要な箇所が汚れるのはとても残念です。
そんなときは油性インクのボールペンを使っていました。それでも品質の悪い油性ボールペンはインクの「ダマ」ができます。そうなるとマーカーでの汚れは当然に出ます。
せっかく重要な箇所をマークするのに、その重要な箇所が汚れるのはとても残念です。
そんなときは油性インクのボールペンを使っていました。それでも品質の悪い油性ボールペンはインクの「ダマ」ができます。そうなるとマーカーでの汚れは当然に出ます。
今回紹介するこのサラサマークオンはジェルインクでありながら、上からマーカーを重ねても、インクが流れて汚れることはないという製品です。
ゼブラでは「書いてから5秒待ってくれ」と説明していますが、5秒ならボールペンからマーカーに持ち替えたりするのだから気にならない時間でしょう。
このペン何が違うかというとインクに秘密があるようです。
インクに新成分を配合することで、耐水性が上がり、紙への固着性が上がったようです。
以下試してみました。
拡大して確認してね |
書いてから5秒後に文字の上をマークしてみました。
上から
1.万年筆
さすがに5秒後ではまったく乾いていませんので最悪の結果になりました。
2.万年筆
ルール違反ですが、乾いてからマークしてみました。それでも当然汚れますね。
3.エナージェル
やはりジェルインクです。書き心地はとても良いです。
これだけ太さが1mmなので若干不利ですが、当然汚れています。
4.ジェットストリーム
今や高性能油性インクボールペンの代表です。さすがに汚れていません。
この点でもお勧めのボールペンですね。
5.シャーペン
これは0.5mmのHBです。汚れていません。
芯の硬さによっては汚れる可能性もあります。
6.プラマン
世界的ベストセラーのぺんてるのプラマンです。
あのペンジャケットシステムにも使われたペンです。
「ITOYA110 ペンジャケット システム」 2016年10月3日
プラスチック製ペン先の万年筆ですから当然汚れます。
サラサボールペンのスタンダード。
5秒後にマークするとやはりインクが流れて汚れます。
8.サラサドライ
サラサドライになると、かなり改善されていますが、それでも少し汚れます。
9.サラサマークオン
5秒後にマークしたけれど、まったく問題ありません。
書き心地とこの性能は、マークする可能性のある場面ではお勧めです。
えっ、マークする場面がない?
あのね、とりあえずマークするとね、勉強した気になりますよ。
あのね、とりあえずマークするとね、勉強した気になりますよ。