2017年1月2日月曜日

今年も献血をするイメージで

2017年の年が明けました。
私は昨年義母を亡くしましたので、新年のご挨拶を遠慮させていただいておりますが、本年もよろしくお願いいたします。

今年も、自分の為にも周りの人達の為にも、できる範囲で頑張りたいと思っております。




この私の「周りの人達の為にもできる範囲で」という行動を「自分の生活を犠牲にしてまで他人の為に動く....」と、ご心配をいただくことがあります。

私の行動はそこまでの行動ではありません。
個人的な復興活動や、土地家屋調査士業界の開業相談や新人指導、組織の役員などは、自分の生活を壊さない範囲でやってきました。

「できる範囲で」という意味は「できる限界で」と言う意味ではありません。
周りで困っている人がいたり、うまく動かない仕組みがあったりして、それが私の力や行動で解決できるのなら、お役に立ちたいと考えているだけです。

「献血するイメージ」です。
献血は、自分にとって出血多量になるほどの血液を抜くわけではありません。
自分の健康をチェックした上で、抜いて差し支えない量の血液と1時間程度の時間を提供するだけです。
それで命が助かる人がいます。
献血は、血を抜いている間には、誰の役に立つか分かりません。
でも、必ず誰かの役には立つはずです。
その方からお礼が欲しくて献血をする人はいません。

自分にとって1時間の時間なら、生活を犠牲にすると言う程のことでは無いです。
自分の健康や生活を脅かすほどのものでもありません。

皆がこの感覚を持ち、各々のできる範囲で動き出せば、小さな組織ならもちろん、大きな社会も変えることができると思うのです。

こんな気持ちで今年も動きます。
よろしくお願いいたします。