2015年6月19日金曜日

日調連総会選挙の結果について

先日のブログ「日調連総会と正副会長選挙について」を総会の当日朝に書きました。
結果が出てから書くと何らかの誤解をされると困るからでした。

さてその結果はどうだったでしょうか。
まだ知らない方もいるかも知れませんね。

<会長>
林   千年(岐阜会)

<副会長>   
岡田潤一郎(愛媛会)
加賀谷朋彦(栃木会)
菅原 唯夫(岩手会)
海野 敦郎(神奈川会)


以上のとおりの結果でした。
選挙ですので、勝敗がありました。
いろいろ思うところが有る方もいるでしょう。
ただし、ここは我々の代表を選んだのですから、今後はノーサイドで全国一丸となって応援したいと思います。

さて、私が6年前に宮城会会長に就任した総会後の懇親会でこんな趣旨の挨拶を致しました。懇親会出席会員の中で覚えている方もいると思います。


「本日は会長に選んで戴いてありがとうございます。

さて、確かに私は手を上げました。でも、選んじゃったのは皆さんです(笑)。

私は、任期2年間、手を上げた責任で全力で頑張る義務があります。

皆さんも、2年間、選んだ責任で全力で応援する義務があります。

そして、2年間応援しても、私がダメだと思ったら、次の総会で全力で下ろす権利も義務もあります。

そんな本気の宮城会にしたいと考えています。」


思い出すと凄いですね。
居直りですね(笑)

でも前から感じていました。
私達は趣味のクラブ活動のお世話役を選んでいるのではありません。
一生の生活をかけている所属業界のトップを選んでいるのです。
護送船団方式はとっくに過去のものになっています。
「船頭が誰であってもまっすぐ船が進む時代」では無くなっています。

会長と会員の関係はもっともっと本気のものだと思っています。


今回の日調連の選挙も、「誰が勝ったか」ではなく、これで「土地家屋調査士業界が勝てるようになったのか」が問われるのです。

とりあえず全国が一丸となって、2年間全力で応援しましょう。
そして選ばれた役員は全力で頑張って欲しいと願っています。
2年後、会員が別の義務を行使しなくて済むように。