2024年4月5日金曜日

人生を賭けて集中してください

激務の年度末が終わり、少し気が抜けている人もいるでしょう。
しかし、資格試験を目指す人や独立開業を目指す人は、「勝負の年度が始まった」と意識していることと思います。

さて、「頑張っている人に『頑張れ』と言うのはパワハラである」という考え方もあるでしょう。

私がトライアスロンをやっている頃(大昔w)からあった考え方です。
「レースに出ていてギリギリ頑張っている選手に『頑張れ』という言葉をかけることは酷だ」という考え方です。

また、社会問題として「東日本大震災で被災している方々に『頑張れ』という言葉も厳禁だ」という考え方もありました。この場合は、前代未聞の出来事の中で「どう頑張れば良いのだ?」という問い掛けも合ったと思います。

これがパワハラになるかどうかは相手と状況次第だなと思っています。しかし、全部禁止は行き過ぎています。相手の状況と心情を思いやってから声がけするかどうかを決めたいと思います。

私は上記のトライアスロンでも被災者でも「頑張れ」といわれる立場を経験しましたが、声がけは嬉しかったですし、心から「ありがとう」と答えていました。

鈴木修塾では、塾生は人生を賭けて参加しています。

もちろん心から「頑張れ」と強く応援します。


以下は鈴木修塾のLINEグループによる事前指導の中で、4月2日に書き込んだものです。

 

【人生を賭けて集中してください】

年度の替わりは、どんな業界でもいつもと違う雑用も多く、大変忙しいと思います。

ただし、皆さんはこれから売れっ子の土地家屋調査士を目指しているのですよね。

実際に独立開業してからの売れっ子の土地家屋調査士なら、皆さんが想像以上の忙しさになります。

もちろん、仕事を調整しながらそれを目指さない人生の選択もありますが、実は調整する方が何倍も難しいのです。

このあたりは「開業・経営編」でも少しお話ししていますが。


さて、そんな意味では、「今」頑張るしかないのです。

そして、今LINEでやっていることと、3泊4日の塾は、皆さんの土地家屋調査士人生を少なくとも数年先に進めることができるはずです。


あの試験合格だけでは何もできないことは、この1ヶ月半の課題消化で理解できたと思います。

その新人の不足している部分と、先輩達さえ不足している部分を、鈴木修塾では効率よく教えるつもりです。

でもどんなに練った研修でも、意識も無くボヤッと聞いているだけなら、身につくのは20%でしょう。

研修参加料よりも今惜しむべきは時間です。

目の前のバイト代や残業手当など、一流の土地家屋調査士になることに比べれば、ほとんど意味を持たないと思います。


頑張ってください。

頑張っている人にも言います。もっと頑張ってください。


皆さんの人生がかかっています。

相当の覚悟で臨んでください。

私も皆さんの人生に責任を持つために相当の覚悟で塾をやっています。



以下は4年前に書いたブログです。

https://fermatadiary.blogspot.com/2020/03/blog-post.html