2022年10月10日月曜日

土地家屋調査士筆記試験まで一週間

 土地家屋調査士試験の受験生の皆さん、お疲れ様です。

筆記試験まであと一週間ですね。

最後の追い込みが大事ですが、体調管理も気をつけてください。一年に一回の試験当日に欠席になるのは不本意でしょう。そこまで行かなくても体調が優れないと集中力に影響します。

これからプロになれば病欠も許されない場合もあります。とにかくが大体調管理が大事です。

勉強も一週間あれば相当できると思います。体調管理しながらも悔いの無いように頑張って欲しいと思っています。


さて、昨年も書きましたが、試験は勉強の延長ではなくて、勝負です。勝ち負けの世界です。一番大事なことは負け癖をつけないことです。

今年合格するレベルの方は必ず勝つために最後まで頑張ってください。

以下は、来年合格のために今年試しに受験する方へのアドバイスです。

今年の試験で、絶対に負け癖をつけない勝負をして欲しいのです。

「今年は試しだから当然合格はしない」と理解して受験するのでしょうが、勝負の仕方を考えて欲しいのです。覚悟の上とはいえ、中途半端に受験して結果として落ちた場合は、負け癖がつきます。これが結構厄介です。負けても平気になります。

「先輩も何年も負けているから、自分も負けて当たり前」という「負け癖」が付いたら、もう勝てなくなります。

ではどうするかですが、今回は自分のテーマを持って受験されたら良いと思います。

もしあなたが、来年も土地家屋調査士試験を受ける覚悟なら、あと1週間は全体的な勉強をやめて、何かに絞って勝負をしてみたらいかがでしょう。例えば「不動産登記法の択一問題だけは合格する」などと決めるのです。

もちろん、結果は合格レベルではないでしょう。でもそれは最初からわかっているから、ショックは受けないでしょう。「民法は不合格だったが、不動産登記法択一は合格している」となれば、そこまで落ち込みません。なにしろ今回勝負に出た不動産登記法択一では勝っているのですから。

この1科目だけでも良いから「勝った」という「成功体験」が重要なのです。その成功体験が、次の年の勝負の自信になります。

今年の合格不合格で一喜一憂するのではなく、科目や書式など、1科目ずつ勝負をかけるのです。全科目を平均的に上げていくのではなく、1科目ずつ合格していくことを目指すのです。何かで合格できれば、来年は勉強の比重を変えれば良いだけです。

スポーツでも勝負事ではとても当たり前のことなのですが、これができない人が多いです。毎年「勝手に落ち込んで負けのループに入り込んでいる人」がとても多いです。試験は知識の勝負だけでなく、メンタルコントロールの勝負でもあるのです。


頑張ってください。

試験が終わったら、私が「開業ガイダンス」や「経営ガイダンス」等で相談にのります。

今年合格できなくても、ご遠慮なくご参加ください。ガイダンスで合格後の具体的な方向が見えたらモチベーションもあがり、来年は絶対に勝てると思います。



「土地家屋調査士事務所開業・経営ガイダンス」

名古屋会場

日時:令和4年10月29日(土) 13:30~16:30

場所:愛知県青年会館 会議室


東京会場

日時:令和4年11月26日(土) 13:30~16:30

場所:曳舟文化センター 会議室