2021年1月3日日曜日

謹賀新年~年頭所感

新年あけましておめでとうございます。

昨年は新型コロナウィルスの蔓延のために、世界の経済も文化も人々の生活も制限された年でした。突然人の移動や交流が制限されたので、普通の活動をどのように過ごせば良いのか皆悩んで過ごしました。

私達土地家屋調査士も人に会う仕事ですし、現場も直接調査しなければならない仕事ですので、業務上も何かと不便が多かった年でした。

連合会の会議もWEB会議が多くなり、居酒屋まで続く議論が昨年はほぼできず、問題の背景までの共通理解を得ることが難しいこともありました。

今年中に新型コロナウィルスのワクチンや治療薬が実用化され、ある程度生活を取り戻すことができるかも知れませんが、新型コロナ以前の生活に完全に戻ることはないでしょう。一端始まった新しい生活様式と新しい業務形態がある程度定着する中で活動することになると思います。

一方、キャッシュレス販売や在宅勤務などは、新型コロナがなければこんなに急速に普及しなかったと思われます。

我々の業界も、新しい時代にも対応することはデメリットだけではないはずです。新しいやり方も備えるべきでしょう。もちろん、どこまで工夫しても現地で直接会って話し合うこと以上の効果を得ることは難しいでしょうが、それにしてもWEBによる相談や、バーチャルな境界立会方法も、次善の策として整備する必要があります。


様々な変化も今なら受け容れられやすいので、個人的にもこの機会にいろいろ考えてみようと思います。

新しい法律の掘り下げ、新しい技術の調査導入、新しい業務の工夫、新しい面談方法、新しい業務処理体制と処理方法の工夫、新しい業務管理、新しい人事管理などなど。

考えていると楽しくなってきました。

やりたいことは無数に浮かびますが、令和3年も365日しかありません。

効率的な時間の使い方を実現するためにも、抜本的な生活や業務のやり方を変えるべきかと考えています。

もちろん、これらを考えるのも正月の楽しみです。

年末年始は、そんなことを考えながら新しい手帳にスケジュールとプランを書き込んでいます。(今年の手帳も紙手帳3+デジタル2になります。これは後日説明します)


今年も4日から始動します。

一年間公私ともに関わった方々のために一生懸命に働きます。

今年もよろしくお願いいたします。