2017年1月16日月曜日

「開業ガイダンス」は「事務所経営ガイダンス」でもあります

「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin大阪2017」のご案内をして10日過ぎました。
「この10日の間にたまたまブログを見てくださって、しかも土地家屋調査士事務所を開業したいというニーズの有る人って、かなり限られているな」って思っていました。
とにかく「数人でも、その人の人生のお役に立てるなら、やりましょう」と思っております。

実際に蓋を開けてみると、今日の段階で参加申し込みされている方が14名。迷っている方が2名。参加したいけれど、「近畿ブロック新人研修会に参加しなければならないので残念」というメッセージをいただいた方2名いらっしゃいます。
その中には遠い地域から参加される方もいらっしゃいます。

これからの1週間でそれほど増えないと思われますので、20名弱で開催かと思っています。これなら、かなり個人的な質問に丁寧に答える余裕が有るでしょう。
秘密は守りますので、何でもご相談ください。

さて、メッセージをいただいた方もいらっしゃいましたが、この1年間に土地家屋調査士を登録された方は、新人研修会に参加しなければなりません。
近畿地方の新人達は、この1月21日と22日に開催される新人研修会に参加することになります。
実は、私はこの新人研修会に毎年講師としてお招きいただいております。
ですから「新人研修会に出席するために私のガイダンスに参加できない」とご連絡いただいた方にも、新人研修会でお目にかかることができます。
そこでは、正に事務所経営のお話を致しますので、お聞きしたいことに近い内容になると思います。是非、お声をかけてください。

私は、毎年この新人研修会に伺う際に、私の担当講義以外の時間がとれれば「観光するより誰かの役に立ちたい」と思っていました。
そこで、以前はこの時間を新人研修会でお会いした新人の方々のフォローに使っていました。講義の前日に開業2年目や3年目の方々とお会いして、その後の悩みや疑問を聞いていました。
それを数年続けている内に、しだいに「開業の前にちゃんと教える必要がある」と思うようになってきました。
そこでこの開業ガイダンスを始めたのです。

今回の参加者の皆さんは、既に開業している人が多いです。
開業してから迷ったり悩んでいる部分も有るのでしょう。
そして、それは今から開業する人にとっても一番聞きたいことでしょう。
「事務所開業ガイダンス」とは「開業のノウハウ」もお伝えしますが「事務所経営ガイダンス」の性格が強いです。

経営に正解は一つではありません。
経営の目的も違えば、その方法も違います。
それにはそれぞれの人生の哲学も絡んでくるからでしょう。
だから他人に教えにくい分野かも知れません。
または商売敵にノウハウを教えたくないという狭い人もいるかも知れません。

私のガイダンスでは私の方法を押しつける気はありません。
しかし、考えるヒントはたくさんお伝えすることができると思います。

問い合わせもあるので再度書きますが、開業前の方だけを対象とはしていません。
開業してから事務所経営について悩んでいる方は遠慮無くご参加ください。