2011年10月13日木曜日

10月常任理事会

あの大震災から7ヶ月です。早いのか短いのかよく分かりませんが、周辺の忙しさが加速している実感があります。
震災直後は、まともな日常生活ができず、県民も会員も役員も、震災対策で頭が一杯でした。
しかし、7ヶ月も経つと、完全復活とまでは言えなくても、ある程度の通常生活に戻っている人が大半になりました。
そうすると、半年間止まっていた日常が凝縮されて動き出しました。

宮城県土地家屋調査士会の会務も、良いことも悪いことも増えてきました。皆、時間のないところで忙しく動いています。
会務も、これは他の管轄だからと縦割りにせず、皆で手伝えるところは手伝うつもりでないと、この時期の会務を乗り切るのは無理でしょう。
会員の皆さんの助けも借りながら、効率良くこなして行きたいと思います。

そのような中の10月11日に、新入会員登録証交付式に続いて、常任理事会が開催されました。まさに常任理事会の前半の報告事項では、震災に関するだけでも様々な活動が報告されました。例えば、この一ヶ月の震災関連の以下の活動がなされています。

士業連絡会まちづくり協議会PT



福島会研修会(震災関連)

被災滅失登記調査に関する各種会議

・次期研修会(10/28震災関連)準備

その他に通常業務として

全国会長会議

・東北ブロック理事会

などの報告を致しました。

地震関係では、「会館地震被害箇所の修繕」も議題にあがりました。
あの震災で、調査士会館の階段の壁等にも、剥離や亀裂などの被害が有りました。
その被害部分を全部きれいに直す前提の見積もりを戴きましたが、まとまった費用がかかりそうです。
幸い外壁には亀裂が見られないこともあり、今回は問題の箇所をピンポイントで補修する程度に押さえるつもりです。

また、今年も日調連から大規模災害対策基金の募集が来ました。
今年は被災して義援金を戴いた立場です。
義援金を戴いて、募金で返すことについて、少し迷いました。
それでも皆で募金をすることにしましょう。
今年の募金は全員でなくて良いのです。
仲間がお世話になった分、また将来の全国の仲間が困ったときのためにも、できる人ができる範囲で募金をすれば良いと思います。
宜しくご協力をお願いします。