2011年10月24日月曜日

日調連会長震災復興業務視察

先日10月20日、日本土地家屋調査士会連合会の竹内八十二会長が、竹谷常務理事とともに、宮城県土地家屋調査士会会館にいらっしゃいました。

震災復興業務の被災建物滅失調査業務を視察にお見えになったのです。会館で作業のご説明をさせていただいた後に、被災地で実際行われている作業を視察されました。

竹内会長は、先日は福島の作業を視察され、後日岩手の作業も視察されるそうです。

役員は机上の理論だけでなく、現実の業務を理解していなければ、会務運営はできないと、私は考えています。
そういう意味で、今回、日調連の竹内会長が現地に来て、我々の業務を視察されるのは、大変意味のあることだと考えております。

実際、地元の私たちでさえ、今回の業務については、それを受託する前と、実際に受託して業務を始めてみてからの印象は、かなり違います。作業の面でも報酬の面でも違和感が有ります。まして現場から遠く離れた日調連では、この違和感はわからないと思います。
今回の視察により、そのニュアンスと、地元の苦労を、見て戴けたと思っています。

日調連も宮城会も、土地家屋調査士からの会費で成り立っている組織であり、基本的に土地家屋調査士会員のための組織です。ですから会員の現実を知らずに会務運営はできません。いつでも聞く耳を持つ組織でいたいものです。

そういう意味でも、新しい日調連の役員に期待したいと思います。