2011年1月27日木曜日

役員の員数削減はしません

現菅政権は、議員定数削減などを売りにしようとしています。また議員報酬の圧縮にも言及しています。それが本当に売りになるのでしょうか。

現政権も、各地方議会も、議員定数削減を自ら言い出したら、「本当に何もやっていない議員がいる」ことを、自ら証明をしている事になります。
確かに、現国会議員の中には、名前だけの議員も多いようです。

でもそれは「員数の問題ではなく、議員個人の資質の問題」です。
議員の員数が無駄ではなく、その議員個人が無駄なのでしょう。

日本の課題は多く、国会議員全員が昼夜を問わず働いても足りないくらいの問題を抱えていると思っています。それなのにすべて官僚に任せて、本人が政治をしていないから削減という話になるのだと考えています。

議員が本気で国民のために働いていたら、国民から議員定数が多いとは言われないでしょうし、報酬が高いとも言われないでしょう。
もちろん「選挙にこれくらいかかるから・・」という報酬額の論点は話にならないですが。

まあ、議員自身に、後ろめたい気持ちもあるのでしょう。

もちろん、そんな議員を選んでいる有権者の問題でもあります。
議員を選んだ自分たちを反省せずに、自分たちが投票した議員を批判しているとは、困った問題です。

議員定数を削減することが正義になる政権は、やはり情けないと考えています。

さて、宮城県土地家屋調査士会の話をしましょう。
やはり土地家屋調査士業界でも、今この変革の時代にやらねばならないことは沢山あります。
何もしなければ「じり貧」に成ります。言い方を変えれば、「座して死を待つ」ことにも成りかねません。

宮城会の理事の皆さんは、頑張っていると思います。
考えれば考えるほどやることが沢山あります。役員が足りないくらいだと感じています。
ですから理事を削減するつもりは全くありません。もちろん、「削減しろ」と誰にも言われていませんが。
むしろ各支部から有能な会員を「もっと」募りたいくらいの気持ちがあります。

すでに「役員は偉い」という感覚は過去のものです。
役員は「週番」の様なもの、「いきものがかり」の様なもの、だといつも言っております。
今動かなければなりません。瞬発力の無い人は役員に不要です。

そしてもちろん、選んでくださった皆さんにも「応援して下さる責任」があります。
宜しくお願い致します。