2010年10月12日火曜日

10月常任理事会

本日は10月の常任理事会でした。
秋になってとにかく行事等が増えてきて、各理事さん達は大変忙しい思いをしております。

私が会長になってからは、常任理事会は3時間で終わらせることに決めています。その中の時間配分ですが、2時間程度を報告事項に、1時間程度を協議事項+フリートークに充てています。

報告事項は、書いてあることをダラダラと読むことではなく(そういう組織があるのですよ)、目の前に起こった事実は何故起こったのか、その事実に対してその理事は何故そのような決定をしたのか等々、社会背景まで共有するための時間と考えています。

理事には、事実の裏側にある背景を広い目で把握する能力が必要です。このような共通理解ができれば、協議事項はほとんど時間がかかりません。世間を知れば、答えはそんなに異なるはずが無いからです。最終的には、この共通理解を会員全員と持ちたいと願っています。

さて、今日の議論から1つ報告させてください。
いわゆる不良会員の件です。

総務部から見れば、「何かと問題を起こす会員」です。法務局からもマークされている会員ですね。その数人が何か問題を起すと、総務部や綱紀委員会が動かなければなりません。法務局との協議でも各種文書作成でも時間も費用もかかります。一番困るのは担当役員が嫌な思いをすることです。

財務部から見れば、「会費を払わない会員」です。これも数%の常連がいます。この会員のために経理事務処理が複雑になり、督促文書作成事務や聴聞開催等の人件費も時間もかかります。事務局職員が督促のお電話を差し上げると、逆切れのような居直る会話になることがあるようです。

会員の中のほんの数%の方が普通の会員になっていただくだけで、私たちの会費からの出費はかなり削減できるのです。役員や事務局職員の心の負担もかなり減るのです。

どの業界にもあることでしょうが困ったものです。しっかり対応しなければなりません。
明日に向かって、調査士全体の資源をつぎ込まなければならない時に、後ろ向きなことにマンパワーが削がれることが大変残念です。

話変わって、本日の常任理事会恒例の斎藤仙台支部長からの差し入れ手作りスイーツは、ベイクトチーズケーキでした。私は、かなり気に入りました。好きですね。斎藤さんには最近パティシエのお友達ができたとか、また期待しちゃおうかな。