2014年5月30日金曜日

求人問い合わせのMEさんとのその後

先日の補助者希望の方(5/25ブログ)とのその後のやりとりも紹介させてください。
抜粋で分かりにくいかもしれませんが、これから資格を目指す方々にもお伝えしたいことなので。
もちろん、これに正解はありません。あくまでも私の考え方です。
でも正解がないからこそ、相談されたら、自分の考え方をしっかりと伝えるべきだと思っています。

MEさんからのメールの抜粋
(略)
何故、土地家屋調査士を目指すのか?
という、基本的な理由ですが
宅建と測量士補の勉強をする中で
2つの要素を併せ持つ「土地家屋調査士」の存在を知ったからです。
また、現場と事務処理、という内と外の
二面性を持っているところも魅力の一つです。
(略)
士業ですから、資格が必要なのは理解しています。
資格を取得するまでは
測量補助などアルバイトで、
資格取得後は正社員に、というのが就職活動の目的で
正直なところ、独立・開業は目指していません。

就職活動と資格取得どちらを優先すべきなのか、
改めて考える機会となりました。
(略)


MEさんへのお返事の抜粋
(略)
さて、更に余計な事ですが一言だけお伝えしたいと思います。
土地家屋調査士は基本的に独立開業する仕事です。
確かに最近は調査士法人という形態もあります。
しかし、その実態は単なる雇用であることが大半です。
(略)
有資格者は個人に与えられたその専門性により、自分の名前で世間に出なければなりません。
責任は重いですが、だからその分報酬も戴けます。
矢面に立ちたくないのなら、社内資格を考えられた方が良いかも知れません。
(略)
でも責任の無い仕事を探しているのですか?
お茶汲み程度のお仕事が欲しいのですか?
資格を目指すと言うことはそういうことですよ。

失礼しました。
自分の大切な人生ですから、しっかりとリサーチして、納得する人生にしてください。
頑張りましょう。