今年導入の新NISAで投資の話が盛り上がっていますね。
インデックス投信の積立であれば素人でも取り組みやすいからか、今まで投資に興味の無いと思われた方からも話題に出されることが増えてきました。
日本人があまり口にしなかった自分の資金についての意識が高まることは、とても良いことだと思います。
でも、我々のような専門家なら、まずは自分に積立投資してください。
毎月決まった予算で専門書を買うのです。
「読まないよりは程度の購入」で十分です。最悪「読まなくても良いから」本は買い続けましょう。
この話は何回かこのブログでも書いています。
土地家屋調査士 鈴木 修 ブログ: 土地家屋調査士として勉強すべき本を推薦してください 大阪ガイダンスの事前質問 (fermatadiary.blogspot.com)
専門書は高いと言いますが、その一冊を書くために、読者の先達である著者は、長い年月で身に付けた専門ノウハウを、かなりの時間を使って分かりやすくまとめて我々に提供しています。
それが手に入るのなら、この積立投資のリターンはとても大きなものになるでしょう。
新しい専門知識により、お客様の大事な家族関係や高額な不動産を守ることができる可能性が広がるのですから。
そうなんです、自分の知識への投資はローリスク超ハイリターンなのです。
特に新人は「早急に広範な」知識を身に付けなければなりません。がんばって、できるだけ多めの専門書購入資金を毎月捻出してください。そして毎月10,000円は専門書を買ってください。一気に買っても良いのですが、それだとどうしても「積ん読」率が高くなります。
あなたが資金的にほとんど余裕がないにしても最低5,000円は専門書購入資金にまわしてください。5,000円あれば専門書の1冊は買えるでしょう。その5,000円の余裕も無ければ、事務所経営はできないはずです。
私が「毎月◯冊」と言わずに「毎月◯円」と言うのは、毎月◯冊とすると、丁度良い本が無ければ買わないだけで終わるからです。
本を買わなかったり、本を買っても専門書購入資金が余ったりしたら、当然翌月に繰り越しですよ。そうすれば、翌月には予算外の高い専門書も購入できます。
我々専門家は、どこかに菓子折を持って行ったり、接待をしたりして仕事を受託するような業種ではありません。
最大効果の営業も、やはり周辺知識も含む専門能力を身に付けることです。
今朝も鈴木修塾の「塾生LINEグループ」で、「こんな専門書を買いました」と写真入りで報告がありました。このような報告が毎回嬉しいので、このブログを書きました。
今年も皆さんを応援します。