1本にいろいろツールが入っているもの。
どこか秘密兵器的な匂いのするもの。
そんな秘密兵器の入っているペン「ツールペン」(マイスター)です。
戦えないけれど(笑)
このペン、一本でこんな機能があります。
まず、ペン尻はスマホやタブレット用のスタイラスになっています。
書いてみましょうか。
実際この手のスタイラスを使いやすいと思ったことないけれどね。
そのスタイラスを廻して外すと、中にドライバーが入っています。
プラスのドライバーの反対側にはマイナスのドライバーもついています。
携帯していれば、ドライバーはそれなりに使う場面があるかも知れません。
ペン軸には水準器も入っています。
オフィス内では、ポスターなどのちょっとした傾きを調整するのに使うかも知れません。
何と言っても一番目立つのは、ペン軸のスケールですね。
我々が使う三角スケールのようなものです。
縮尺は1/100 1/200 1/300 1/400 があります。
実はこのスケール、ちょっと使いづらいのです。
普通三角スケールで長さを測るときは、図面等を机において、その上にスケールを当てて測りますね。このペンで測ってみましょうか。
上からの写真では分かりづらいですね。
このペン軸は6角形の形状なので、そのように測ろうとしても目盛りを図面に密着できないのです。
「このくらい」という概算のはかり方ならできますが、普段使っている三角スケールのように目盛りは紙に密着させたいですよね。
これがこのペンの最大の欠点だと思います。
いかにもプロユースのツールのようですが、ちょっと甘いです。
じゃあ、何故買ったのかって?
だって男子ってこんなの好きだって言ったじゃないですか。
そうそう、ボールペンにもなるんです(笑)
ローレット加工部分を廻してペン先を出す方式ですから、リフィルのぐらつきはありません。
・長さ:約155mm
・最大胴軸径:約11.5mmφ
・重さ:約37g
・定価:2700円(税込)
結構格好良いと思います。
この重さと太さは私は好きです。便利で買う文具もあるけれど、持っていてうんちくを語りたい文具もあります。
私はこのペンのユーザーでなく、オーナーですから。