2015年12月21日月曜日

スター・ウォーズ/フォースの覚醒


公式より
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

スター・ウォーズ・シリーズは、1977年の「エピソード4/新たなる希望」からスタートしました。
それに続く「エピソード5/帝国の逆襲」「エピソード6/ジェダイの帰還」までのルーク・スカイウォーカーを主人公とする三部作で一旦完結します。
そして、エピソード6公開から16年後の1999年、時代を遡り「エピソード1/ファントム・メナス」「エピソード2/クローンの攻撃」「エピソード3/シスの復讐」のアナキン・スカイウォーカーを主人公とする三部作が上映されました。

当初は、この後の世界を描くエピソード7・8・9という三部作を含めて全9作になるはずだったのですが、途中でジョージ・ルーカス監督が全6作で完結すると発表しました。ファンとしては新しいスター・ウォーズに会えなくなり、とても残念な思いをしました。

しかし、その後、ルーカス・フィルムがディズニーに買収されてから事情が変わりました。
「新たにエピソード7・8・9を作成する」と発表されたのです。全世界が歓喜しました。

私は、ここまですべてのシリーズをリアルタイムで観てきています。
おそらくこのままなら、シリーズ全9作を全部リアルタイムに楽しむことのできる幸せな世代になるのでしょう。

さて、その世界中が待ちに待ったスター・ウォーズ「エピソード7/フォースの覚醒」が12月18日に上映開始と決まったのです。
最初のエピソード4発表から38年、最後のエピソード3から10年、私はこの日を待ちきれずにおりました。

新作品に対して失礼のないように、この数ヶ月で過去作品を何度か観て、スター・ウォーズ・サーガの世界に浸り、内なるフォースを取り戻しておりました。
最近の私の研修会がダーク・サイド寄りと言われるのは、そのせいかもしれません。

さて、その大事な18日に、なんと京都会の研修会にお招きいただきました。
しかも18日と19日の2日連続です。
それって、スター・ウォーズ観られないじゃん。

研修会後に、京都会の山田会長に「よりによって研修会は何故今日なのか?」と、私の想いを込めて質問したところ、山田会長はスター・ウォーズ・シリーズを観たことがないとのこと。
私は「日本にそのような人がいたのか」と再認識し、研修後の懇親会の二次会として、一緒にスター・ウォーズを観ることになりました。(山田会長は昔からの友達です)



映画内容ですか。最高です。
冒頭のロールとファンファーレで、もう「キター!」と鳥肌ものでした。

スター・ウォーズについては、世界中にとてもとてもうるさいマニアが存在します。
ですから、この映画は制作する前から興行収入を保証され、その反面、何を製作しても彼らから叩かれそうな運命なのです。
しかし、今回は予想をはるかに上回る出来でした。
おそらく、これなら賞賛されこそすれ、叩かれることはないでしょう。

昔からのファンを喜ばせる数々の仕掛けに加えて、さらに新しくてわくわくする物語を紡いでいます。「初めて観る人は楽しめるのだろうか」と、実は観る前に心配していたのですが、初見の山田会長もかなり楽しんだとのことです。

エピソード7・8・9で活躍するであろう新しい登場人物も皆魅力的です。
良いですね、レイ。
2015年に観た映画で一番の女優です。(当社比)

ジョン・ウィリアムズの音楽も、有名な旧作の曲に頼りすぎず、新たな登場人物のテーマなど新作も冴え渡っています。
だからこそ、馴染みのテーマがライト・モティーフとして現れるとき、何かを示唆する効果が際立ちます。
最後の場面でのあのテーマなどは、本当に効果的でした。

いろいろ語りたいけれど、ネタバレになるのでここでは書きません。

さて、これから観る方のために書いておきます。

できるだけエピソード4・5・6を観てから、今作を観たほうがより楽しめます。
エピソード1・2・3までは観なくても大丈夫でしょう。
時間がない人は、エピソード6だけでも観ることをお勧めします。

ただし、この映画はたくさんの方が観ます。
その中には知ったかぶりで、ネットでネタバレを書く人も出てくるでしょう。
ですから、観る予定の人はできるだけ早めに観ましょう。

そういった意味で、どうしても時間が取れない人は、山田会長のようにまず観てしまっても良いと思います。それでも十分以上に楽しめるでしょう。
そして、その後にエピソード4・5・6を観て納得し、更にその後にもう一度エピソード7を観るのです。(笑)
大丈夫です。お金も時間も十分元を取ることができます。

山田会長、年明けに再度エピソード7をお付き合いしますよ。