2017年3月4日土曜日

あと1か月あれば合格できたのに?

土地家屋調査士試験に限らず資格試験受験生から相談を受けることがあります。
その中に、合格するために何年もかかっている人がいます。
確かに土地家屋調査士試験の合格率は7〜8%です。
集中しなければ、なかなか合格はできないでしょう。

土地家屋調査士に限らず資格試験を目指す人は、その勉強に人生がかかっているので、大変な苦労をしているのだと思います。
でも、人生がかかっているからこそ、もっと集中して時間を使う必要があります。
どうせ苦労するなら、もう少し多めに苦労をして、さっさと合格してしまいましょう。
なにしろ、合格後の勉強の方が、試験とは比べものにならないくらいのレベルをこなさなければなりませんから。

大学浪人でもわかるように、「浪人時代の勉強は無駄」とまでは言いませんが、早く大学に行って勉強した方が、人生に意味のある勉強ができると思っています。

さて、相談にくる受験生が良く言うセリフに
時間が無かった。あと1か月あれば合格できたのに・・・・
という言い訳をよく聞きます。

本当ですか?
「あと1か月あれば」合格できたのでしょう。
では、それから12か月後の試験に、何故不合格なのですか?
自分をコントロールできないのでしょうね。

大抵の資格試験は、地頭の勝負ではなく、自分をコントロールできるかどうかの勝負です。自分で頭が良いと思っている人の中は、そこができない人が多いです。

試験勉強程度の時間のコントロールができない人は、間違って合格してもその後が難しいでしょうね。


まあ、確かに今年は時間が無かったのかも知れません。
しかし、私がいつも言うように、今日より暇な日は来ません


そう思って頑張るしかないのです。
今日できないのなら、明日もできません。

時間がないと言うのなら、受験は止めて、もっと「別の大切なもの」のために時間を使った方が良いでしょう。


時間のコントロールも、意識とトレーニングで身に付けることができます。
勉強も仕事も段取り次第です。

頑張ってください。
今から、土地家屋調査士試験まで5ヶ月半あります。
応援しています。