2016年11月2日水曜日

「ほぼ日手帳」と「仮止めのり」

さて、この季節、文具店や書店には来年の手帳がたくさん並んでいます。
鈴木の手帳は何を使っているのかと何度も聞かれることがあります。
実は、私の手帳は1冊ではありません。
複数の手帳を並行して使っています。

手帳に何を求めるか、これが皆さん違うようです。
単なるスケジュール管理なら、スマホでもできるでしょう。
この話しは別立てで書きます。

私の手帳の中で「作業用」は「ほぼ日手帳カズンavec」を使っています。
1日1ページのA5版レイアウトです。
私の手帳の中には、この1日1ページの手帳が昔から必ず入っています。

その手帳に、その日に使いそうな資料などを予め貼り付けます。

「todo」にコンサートに行くことを書いていても、直前で肝心のチケットの現物を捜したり、予約表や行き先の地図を検索することがあります。

私の身のまわりのデータは、ほぼすべてEvernoteに入っています。その情報をどこにいても取り出せるようにしています。
しかし、コンサートチケットなど、紙の現物が必要なモノ(最近は電子チケットも増えましたが)もありますし、必要なモノがデータだとしても、ネットに接続して検索しているよりも手帳を開いた方がはるかに早いこともあります。

todoという情報は何らかの紙資料と連動することが多いようです。
だから、それらを私はできるだけ「ほぼ日手帳」の該当ページに張り込んでおります。



たとえば、上の写真の様に貼ります。
来年の研修会の時間割ですが、縮小して貼っています。
小さな字でも小説を読むわけでは無いので、問題ありません。



その日行動する場所が決まっていたら、上の写真の様に地図を縮小して貼っておきます。
もちろん当日行動は、この地図を見て動くのではなくカーナビで行きます。
これは事前に当日の行動のイメージを持つためです。




当日の支払うべき割賦や請求書などがあれば、そのページに仮止めします。

コンサートチケットも、当日のページに貼っておきます。
無くしませんし、忘れません。

その日が終わったら剥がしたり、移動したりするものは「ふせん」のように跡を残さずに剥がすことのできる糊(のり)を使います。

私の手帳やノートに様々な資料が張り込んであることを最近お会いする方にお話しすると、この「仮止めのり」の存在を知らなかったとおっしゃる方が多いようです。




写真は「仮止めSTICK」(フエキ)ですが、他にも「スコッチ はってはがせるスティックのり」(スリーエムJ)などもあります。

スティック状ののりで、とても使い勝手が良いです。
ちょっとしたレイアウトの検討だとかのためにも、私の事務所では欠かせません。


また、逆にしっかり貼りたいときは、手帳に「テープのり」で貼ります。
糊の水分で伸縮することが無いからです。




未来のページには行動のための貼り込みをし、過去のページには記録のための貼り込みをしています。

上の写真で、右側のふせんで一部隠しているモノは、名刺の縮小コピーです。
もちろん、いただいた名刺はEvernoteとEightで管理していますが、会ったその日のページに貼っていると時系列的な記憶の連鎖に役に立ちます。

縮小した写真や縮小した測量図を貼ることもあります。

左下にあるモノはレターパックの控えです。
相手に届いたらまったく不要の紙になるですが、皆さん、一時的に置いておく場所って決まっていますか?
私はここに貼っています。



そうそう、映画の半券なども捨てようか迷いませんか?
私は、捨てずにここに貼っています。

これも時系列的な記憶の呼び覚ましに役に立ちます。