2013年6月20日木曜日

日調連総会 ノーサイド

18日と19日に日本土地家屋調査士会連合会の第70回定時総会が東京ドームホテルで開催されました。今回の総会では以下の議題が審議されました。

第1号議案 平成24年度一般会計及び特別会計決算報告承認の件
承認されました。

第2号議案 役員選任の件
承認されました。

第3号議案 日調連認証局の民間認証局への移行計画審議の件
コスト削減の為に日調連特定認証局を民間の認証局に業務委託することが承認されました。現行認証局の利用申し込みは平成26年4月で受付終了になります。民間認証局の電子証明書は同年8月に発行開始の予定です。電子証明書は従来のICカードではなく、電子ファイル方式に変更になる可能性が高いです。詳細は通知が有り次第、お知らせします。

第4号議案 第3号議案に関連した会則の一部改正(案)審議の件
日調連会則の中の認証局に関する条文を第三者委託することが可能になるように改正する案が示され、承認されました。

第5号議案 日調連共済会事業である団体定期保険の廃止審議の件
加入者の減少のため契約更新ができなくなるので、廃止することが承認されました。
今後の対応の説明を7月に各調査士会と被保険者に通知されるそうです。

第6号議案 平成25年度事業計画(案)審議の件
承認されました。

第7号議案 平成25年度一般会計及び特別会計予算(案)審議の件
承認されました。


第2号議案の役員任期満了による選挙では以下の結果になりました。
林会長はじめ新しい役員の皆さんは更にお忙しいことになるでしょうが、よろしくお願いいたします。

日調連会長
林 千年(岐阜)

日調連副会長
岡田潤一郎(愛媛)
加賀谷朋彦(栃木)
菅原 唯夫(岩手)
宮嶋 泰 (大分)


宮下選挙管理委員長が選挙結果を議場に報告する際に、補足的に述べられました。
「選挙活動は自由で結構ですが、やはり全国を歩くということは時間的にも金銭的にも大変負担になることであり、次年度までに検討が必要だと考えます。」
これは、私が前ブログでも訴えていることです。

さて、勝った候補は、相手候補への投票数を考えて謙虚に会務に向かって欲しいですし、負けた候補と支えた陣営は、選挙にしこりを残さずに全国が一体として動ける様に協力して欲しいと思います。
そして全国の会員は、今回の選挙が単なるお祭りで終わるのではなくて、どうすれば我々の日調連が正常な方向に進めるようになるのか、しっかりと応援しながら継続して考えましょう。

ノーサイド

きれいごとで言っているのではありません。
大きな変革のうねりが目の前に来ています。
ノーサイドができないで業界がギクシャクしてると、業界全体が負けになります。