2013年6月22日土曜日

仲良しクラブ

「仲良しクラブが何できる?」
こんな台詞が飛び交うくらい「仲良しクラブ」って、ネガティブな単語なんですね。

仲良し・・・
なあなあ、もたれ合い、ぬるま湯、村社会・・・
う〜ん、そんなイメージですか。

それでも私は「仲良しクラブで結構」と思っています。
世間のイメージの「なあなあで意見も言わないという組織」では、喧嘩はしない組織かも知れませんが、普通は逆に信用できない組織だと思うので、本当の仲良しクラブには成り得ません。

もちろん、自分で「組織における良い人」「組織における調整役」と思う人も、ちょっと怪しいと思っています。
「良い人でいたい」と思う人は、結局何もできない人だと思います。
誰かに嫌われたくないと思うあまり、当たり障りのないことに終始するから、その人は何の役にも立たない人になります。
自分で「調整役」だと思う人も同じです。調整役については以前ブログで書きました。
そんな人達がいたら、組織はむしろ仲良くなれません。
それが仲良しクラブである訳がありません。

我を通したり、妬んだり、意見ではなく感情で議論をしようとしてる人達がいれば、それは切磋琢磨とは異なります。結果的に「なあなあで意見も言わない組織」と同じになります。

組織は、お互いに我を通すのではなく、構成員がお互いを尊重して、本気で意見を交換し、その議論の末に共に歩けば、信頼により仲良くなるに決まっています。

本当に心からの仲良しクラブを作りましょう。
私は、僅かな構成人数の組織で仲良くできないままでいることは、切磋琢磨ではなくて組織的能力が無いのではないかと思います。