13年前の2011年3月11日、14時46分に東日本大震災が発生しました。
あれから私の人生が変わりました。
その時点から、私は宮城県土地家屋調査士会会長から、実質的に災害対策委員長になりました。
あの日の16:51に、電気も無い中、まだここまでのモバイルネット社会でもない中で、やっとのことで全国に発信した情報が以下のブログです。
「大地震安否確認」
私は無事です。
皆さんは如何ですか。
宮城会事務局は、本日帰しました。
仙台市内は広範囲で停電です。
何かお困りのことが有れば、私にメールください。
このブログを読んだ方は、日調連にも以上のことをお伝えください。
土地家屋調査士 鈴木 修 ブログ: 大地震安否確認 (fermatadiary.blogspot.com)
まず自分の安否と組織の安否、上位組織への報告です。
そして一番大事な会員の連絡先になることです。
私にメールをもらっても、受信できるのか。
受信できても、何ができるのか。
そんなことは後で考えたことです。
その後の3年間くらいは、私の時間は、ほぼ震災がらみの時間になりました。
その間は、ほとんど自分の仕事などはできませんでした。
私の所持金はかなり無くなりましたが、数多くの無念の中でお亡くなりになった方、自宅を流された方、被災地ではるかに苦しんでいた人が多い中ですから一切の愚痴はありませんでした。
あれから、私の生きていく意味も少し変わったような気がします。
あの時刻まであと20分です。
黙祷します。