2020年1月10日金曜日

ジェットストリーム エッジ 油性ボールペンの限界

今年の初売りでゲットしたものは当然文具です。
「ジェットストリーム エッジ」です。
あの大人気油性ボールペンのジェットストリームで、なんと0.28mmの細書きが出たのです。



ボールペンの原理は、「ボール」とボールを保持する「かしめ」の間の極々狭い間隙をインクが流れ、ボールに付いたインクが紙に転写されることで線が引かれるのです。
水性インクやゲルインクなどの粘性が低いインクならば、その狭い間隙を流れやすく、より細書きのボールペンが作ることができます。そして粘性が低いインクはサラサラと書き味も良いものが作りやすいのです。ただし、インクの乾きが悪かったり、複写用紙に使用しづらいなどの弱点もあります。
油性インクは、この逆の性質を持つわけですから、この0.28mmの細書きを作るために、インクの調整と工作精度の向上に大変な苦労をしたはずです。

結構誤解されていますが、0.28mmのボールペンの線幅は0.28mmではありません。
この数値は直径です。
実際の線幅は「紙にボールが接している幅+インクの転写量(紙への広がり)」になります。
以下の図で分かるでしょうか。

この図のとおり、当然表示直径より線幅は細いです。
理論上は紙と接するのは幅や太さが無い1点のはずですが、実際は紙の柔らかさとインクの広がりの幅になります。
だから同じ0.28mmのボールペンでもインクの質によって線幅は変わります。
この点からお分かりのように粘性の高い油性インクのボールペンは水性インクよりも広がりが少ない分、更に細い線を引くことができます。

だから、油性ボールペンであるこのジェットストリームエッジの線幅はとてもとても細いです。


5mm方眼に書いてみました。
左は画数の多い「土地家屋調査士鈴木修すずきおさむ仙台市青葉」
右はカタカナで「アイウエオカキクケコサシスセソタチツテトナニヌネノ」まで5mmのマス目に書きました。
下の太く見える青い文字はサラサドライの0.5mmで書いた文字です。
これも結構小さな文字です。
ついこの間までボールペンの0.5mmは細書きだったはずですから。

油性で細書きのペンを製作するのが難しいのに、ジェットストリームで細書きペンが完成したら最強だったという話です。

発売が昨年12月20日でしたが、まだまだレアで手に入らないかも知れません。
文具店で見かけたら1本確保して良いペンだと思います。
オシャレな5色の種類があり、1000円(+税)です。