出ましたね。
キングジムの「ポメラDM200」です。10月20日発売とのこと。
今年2月にキングジムからPORTABOOKが出たときは、ポメラの後継機はもう出ないのかとガッカリしましたが、本当に良かったです。
私、ポメラDM100のユーザーです。
かなり気に入っております。
2012年5月14日のブログで、ポメラのどこが良いかを書きました。
「原稿執筆はポメラを持って喫茶店へ」
私、結構様々な文章を書くことが多いのです。
原稿を書く、つまりテキスト入力をすることなら、私にとってはポメラが最適解だと思っています。
原稿を書くため以外の余計な機能を削って、そのかわり原稿を書くための部分は妥協せずに追求するというポメラの姿勢に共感しています。
ポメラはメールもネットサーフィンもできません。
だから、テキストを大量に入力する人以外は興味ないと思います。
あのブログを書いた2012年から4年経ちました。
大きい、重い、起動が遅いなどのあの当時のノートコンピュータと今とでは、コンピュータの状況も変わっています。以前よりもかなり使い勝手は良くなっています。
それでも、コンピュータに対するポメラのテキスト入力の快適さは、まだ優位性を保っています。
新機種であるDM200は、十分な大きさのキーピッチをそのままにキースイッチの構造を改良し、打鍵感を向上させたようです。DM100でも私の持っているノートコンピュータよりもはるかに打ちやすかったので、新しいキーボードも触ってみるのが楽しみです。
ちなみに親指シフトモードも有るんでよ。プロユースの特筆ものですね。
そして、日本語入力で一番大事なATOKが強化され、法律用語辞書や類語辞典まで載っているようです。これも助かります。
そしてテキスト入力作業において、私にとって一番必要だったアウトライン機能が搭載されたことが一番嬉しいです。アウトラインはエディターで私が一番必要な機能です。いままではポメラでとにかく入力したテキストをコンピュータに移行して、そこで編集していました。
そして2012年のブログで、以下の点を指摘していました。
「技術的には何の問題も無いのにネットにも繋ぐ機能が有りません。
この潔さが、私にはとっても貴重な機能となります。
(ネットサーフィンの機能は要らないから、Eye-Fiで画像をネットに送るように、テキストをクラウドに送ることだけはできても良いと思いますが)」
キングジムは、この括弧内を実現してくれました。
わざわざwifiを入れながらも、テキストをクラウドに送るだけの機能です。
きっと私のブログを見てくれていたのでしょう(笑)。
これはもう買うしかないですね。
もう大丈夫ですよ。
これで大河小説でも書けますから。
「こらこら、大河小説よりももっと先に書くべきものがあるだろう」と、東京の方から聞こえてきそうですが。