2015年6月21日日曜日

銀座伊東屋新本店が私の上京に合わせてグランドオープン

1904年(明治37)開業、111年の伝統の老舗「伊東屋」
レッドクリップで有名なビルまるごと文具の専門店です。
ビルまるごと文具店だから、私にとっての最高のテーマパークです。
ディズニーランドどころではありません。
出張の合間に、年に数回訪問しています。

その伊東屋がビルを建て替えてグランドオープンしました。
それも私の東京出張の日にわざわざ合わせて。
それなら行かなければなりませんね。
と言うことで、日調連総会の帰りに立ち寄ってみました。




今度は12階建です。レッドクリップは健在でした。
1階から8階までが通常店舗で全部文具です。
嬉しいですね。
これくらい大きい店だから売り場に余裕があります。
売れ筋を揃える大型店の性格とセレクトショップの性格を併せた店舗になっています。
日本で流通している大抵の文具は知っているはずですが、伊東屋で初めて本物を見ることがあります。リニューアルしたので今回も楽しみでした。



7階には、紙の専門商社竹尾とのコラボによる紙の専門フロアがオープンしていました。
様々な紙質と様々な色の紙がディスプレイされています。
最高です。「紙フェチ」の私にはたまらない世界です。
ペーパー・コンシェルジュがいて、相談できるそうです。
ペーパー・コンシェルジュって職業があるんですね。
大きくなったらペーパーコンシェルジュに成りたいと思いました。



これ、ブラックボードの地球儀です。
書いたり消したりできるのでしょうから、自分で地図を書き込んだりするのでしょう。
家族や職場の仲間へのメッセージボードとして使ってもオシャレかも知れませんね。
世界征服をする際に、進捗を一つ一つ書き込むのも一興かと思います。
こんな商品は、他の店にはなかなか置いていませんね。


これ凄いですよ。マイクロ・ラゲッジ。
乗れるスーツケース。
この写真の向こう側に見える折りたたみできるボード部分に乗れちゃうのです。
キックボードのマイクロ・モビリティ社とスーツケースのサムソナイト社の共同開発。荷物を持ち運ぶ際に一緒に自分まで移動できてしまうという画期的なキックボード付きスーツケースです。
かなり触手が伸びたのですが、乗っている自分の姿を想像して今回は自粛。(帰ってから少し後悔)


11階に何故かFARMがあります。
銀座で地産地消だそうです。
水耕栽培の野菜で、12階のCAFEで提供しているとのこと。
まあ12階では珈琲しか注文しなかったけれどね。

さて4階では、オリジナルのノートを購入することができます。
好きな表紙と中紙の組み合わせを選び、簡易製本もしくはリングノートを作ってくれます。中紙は罫線や色等様々なバリエーションがあり、その中から60枚の中紙を選び、簡易製本かリングを選び、素材の違いもある表紙を選びノートを指定します。
5分程で完成します。


とりあえず、表紙は表裏とも薄い光沢入りの白いリングノートを選びました。


中紙は全部方眼で、色違いの3種類を20枚ずつにしました。
この方眼は正確な直線ではなく味のある方眼です。

マイクロ・ラゲッジに後ろ髪を引かれながらも、今回は現実的にこの900円のノートで満足しました。