葉月の会は以前も説明しましたね。
葉月の会は全国7会の会長同士の情報交換の会です。会務における様々なテーマについて、7会の会長を中心にした役員がフリートークします。
会議は毎年持ち回りで開催します。
宮城は2010年と2011年に開催担当しています。
昨年は福岡で、今年は札幌で、来年は愛知で開催されます。
結論を出す会議ではないので、かえって本質的な議論ができるとても良い会です。
会議のテーマは事前に募るのですが、今年はとても多くのテーマが集まりました。
お互いに葉月の会で何をするかが浸透してきたからでしょう。
○単位会・ブロック協議会・連合会の役割について
○入会手続、入会者の審査について
○苦情相談について
○職務上請求用紙の使用について
○土地家屋調査士の非違行為に関する調査委嘱について
○大規模災害時の会員の安否確認のための緊急連絡システムの導入について
○会長立候補の条件について
○札幌会が測量会社を調査士法で刑事告発した経緯について
○建築基準法42条2項道路の分筆・地目変更の推進について
○融資実行時の境界確定の必要性について
○報酬額の低廉化と入札制度について
○報酬の低廉化について
○愛知会作成「土地家屋調査士の受託業務Q&A」について
○不正業務会員の指導について
○官民業者の名義貸しの排除について
○各会におけるセンターの運営状況について
○ADR認定調査士活用について
○会費の徴収方法について
○特別会費について
○CPD活用について
○CPD不足会員について
○無料相談会において相談員が事件を受託することについて
○広報活動の実情と効果的な広報の展望について
○寄付講座について
○資格取得を目指す受験者の合格前実務研修について
○広報グッズのアイデア及び活用方法と実例の共有について
かなりの量でしょう。
これら1項目だけでも半日語ることができる内容です。それでも各テーマについて結構議論できました。役員はこれらについて、いつも問題意識を持っていますので、キーワードを交換するだけで充分理解できるからでしょう。
必ず各会の運営に役立てられる議論だったと思います。
全国会長会議も決議機関では無いのだから、このようなフリートークで意見交換できればもっと充実するのだけど、なんて思ったりしました。