資料は入手時からできるだけデータで入手できるようにし、処理もできるだけ電子的に行うようにしています。
業務歴38年は、データベース構築の歴史でもあります。今では、複数の有料クラウドサービスと契約して、全国どこでも業務ができようにしています。メインの業務はEvernoteを最大利用していることも、過去のブログで何度か書いております。
さて、そうは言っても、私の専門業務のすべてが電子的にできるわけではありません。
資料に書き込んだり創作したりすることは、iPad proとApple pencilで同じことができそうでも、業務上やはり紙でなければならない部分も多々あります。
外では特に紙資料に直接書き込みたいことも多いです。
今までは、クリアファイルに入れた資料を、取り出して書き込んでまた入れての作業も多かったです。
最近見つけたのがこのファイルです。
「カキコ」キングジム製品です。
先日のブログで「マグフラップ」を紹介したときに「A3版はないのか」という問合せを戴きました。
マグフラップのA3版は今のところ無いようですが、ある意味、このカキコが代替になる場面もあると思います。
開いてみましょうか。
普通のクリアファイルに見えますね。
表紙を開くと資料や名刺を挟む構造になっています。
名刺を入れてみましょうか。
こんな感じです。
ここまではよくあるクリアファイルと同じですね。
では普通のクリアファイルと何が違うかというと、紙を保管する構造が袋ではないのです。透明なので分かりにくいと思いますが、敢えて照明が映り込むように写真を撮っています。
上下にフラップが付いていますが分かるでしょうか。
その上下のフラップに紙を挟むのです。
上下を挟むだけですから、A4版だけでなく、A3版の紙も挟むことができます。
こんな感じです。
上下を挟むだけですから、紙のほとんどの部分は覆われていないので、そのまま書き込みができます。
この書き込むができるところが、クリアファイルとは異なる部分です。
お客様のところにA4版もしくはA3版の資料等を持参して、書き込みながら打合せをするときなどが一番便利です。
もちろん永久保存版のためのファイルではないのですが、利用して業務が完了したら、資料を書き込みごとscanしてEvernoteに送りますので、私には問題ありません。
この製品は20ポケットと40ポケットの2種があります。
私は昔オーケストラや吹奏楽団に所属していました。
当時は、楽譜に指揮者の指示等を書き込むというニーズがとても多かったのです。
その頃は、譜面台の上のクリアファイルに入れた楽譜を取り出して書き込んでまた入れてを繰り返しておりました。あのときにこのファイルがあれば便利だったでしょうね。