皆さんは、来年の手帳の準備をしたり、来年のカレンダーに掛け替えたりしているでしょうか。
この作業は、来年への期待を込めながら、楽しいものですね。
カレンダーは予定を書き込めるタイプが、相変わらず人気ですね。
皆さんもカレンダーに予定等を書き込むタイプなら、ペンは何を使っていますか?
離れて見るカレンダーに、細いボールペンなどで書いた文字は見えにくいので、少し太めのペンが欲しくなりますね。
定番のマッキー等を使う人もいるでしょう。
マッキーは文字の発色が鮮やかで、太めの文字ですから、視認性はとても良いです。
でも最大の欠点は裏うつりすることです。
油性インクが紙の裏側まで染みて裏側に出てしまうのです。
裏側から読むことがないカレンダー自体は問題はありませんが、書き込むときに下の机やテーブルに裏うつりすることがあります。
この発色ならノートでも使いたいことがあるのですが、ノートでは完全に裏に抜けます。
そんな方々にお勧めの新製品が「紙用マッキー」です。
ちょっと書いてみましょう。
一般的なコピー用紙に書いてみました。
正面から見ると、従来のマッキー(油性)の方が若干濃い色ですが、紙用マッキーも遜色はありません。
コピー用紙を裏返してみました。
従来のマッキー(油性)は紙の裏までインクが抜けていますが、紙用マッキーのインクは抜けていません。
定番のノートであるキャンパスノート(コクヨ)にも書いてみました。
上からマッキー、紙用マッキー、万年筆、エナージェル(ぺんてるのゲルインク)
正面からの発色は、皆鮮やかです。
これらのペンは鮮やかな筆跡が好きで使っているものです。
ちなみにマッキーの極細は結構細いです。
裏返してみました。
どうですか。従来の油性インクのマッキーは裏うつりしていますが、紙用マッキーや万年筆は裏うつりしていません。
エナージェルが少し裏うつりしています。
紙を替えてみましょう。
法務局で使っている用紙です。表面にコーティングされていないので、裏に染みそうです。
裏返してみました。
さすがに、コピー用紙やキャンパスノートよりも、インクが抜けて裏うつりしていますが、紙用マッキーは裏うつりしていません。
これなら今までマッキーが使われていなかった場面にも使えそうです。
極細の紙用マッキーならノートに使うことができるでしょう。
カタログによると、太書き(5.6mm)細(1.4mm~1.7mm)極細の細(0.7mm~1.2mm)極細の極細(0.5mm)の4種類のバリエーションがあります。
実際に書いて、太さを比べてみました。
マッキー細書きは確かにエナージェルの1.0mm程度でした。
マッキー極細は0.5mmとのことですが、エナージェル0.5mmより少し太い気がします。
エナージェルの0.7mm程度でしょうか。
なお、紙用マッキーは極細を除いてインクがカートリッジ式だから安価に交換ができます。
紙の裏に抜けないので、ノートで鮮やかな色彩の表現が可能になります。
私?
女子中学生じゃないし、そこまでの鮮やかな色彩でノートは書いていないけどね。
ちなみに、私カレンダーに予定は書きません。
壁に貼って他人にも見られる可能性のあるカレンダーに、世界征服計画を書くわけにはいきませんから。