2016年3月16日水曜日

パンの缶詰 非常用食料

以前も書いたパンの缶詰です。
非常食として買っていますが、結構美味しいのです。
朝食に食べました。




東日本大震災から5年過ぎました。
節目節目にこんな非常食を食べて、入れ替えています。

皆さんの家には非常食がありますか。
あの震災の時には食べ物も飲み物も無くて困りましたね。
だから、普段から何か非常食は用意すべきでしょう。

さて、震災以降、各地の研修会で「震災」の話をすることが多くなりました。
その際にも、非常用の食べ物と飲み物の話もしています。

市販の非常食には5年も保存できるものがあります。
国産は3年が限度になっているようです。
これらの食べ物は、停電で冷蔵庫が使えなくても保存できる食べ物でなければなりません。

私の考え方は、非常食に3年や5年もの保存期間は不要と思っています。
東日本大震災のような大災害が起きたときでも、せいぜい10日で支援物資が届くでしょう。
だから家族人数の10日間程度の保存期間と量の食料が最低必要と考えます。

最近の非常食はとても美味しくなりました。
この缶詰のパンはとても美味しいです。

とは言っても、食べ慣れない非常食を無理に用意しなくても良いでしょう。
自分の好物を用意すべきと思います。
被災の中でも食べ物は大きな楽しみです。
その食べ物が好きなもので美味しければ、より元気になることができるはずです。

実際は1か月程度保存できる食べ物を家族10日分確保していれば十分です。
それを次々にローテーションで消化すれば良いと思います。
たとえば、毎月11日に非常用食べ物を入れ替えるために、その非常用食べ物を家族で食べるのです。
毎月1回災害の話をしながら食べることが理想ですが、一年以上の保存期間の食料を毎年1回家族で開けることにしても良いと思います。

長い保存期間を持つ食べ物や飲み物を準備しても、かえって保存期間が切れていることに気が付かないことがありますね。

この機会に確認してみてください。


2016/03/16追記
当然ですけれど、この食べ物は火も水も無くても食べられるものを考えましょう。