2011年6月14日火曜日

日調連クイズ(初級編)Q10

「日調連クイズ(初級編)のQ10が何故無いのか?」と質問されました。
初級編の最後の問題は、Q1~Q9までを見て、何か考えて戴く時間をおいてから、出題しようと思っていました。


Q10)日調連を良くするためにあなたができることは?

**********************************

A10)たくさん有ります。


・日調連を理解する。
昨日の日調連クイズ(初級編)の答えのように、普通に見られるところに有るものも見ていないで、文句を言っても仕方ありません。
まず、批判や意見を言いたいのなら、少し相手のことも勉強しましょう。
勝手に思い込みで批判しても、上滑りになり、相手どころか、自分の仲間と思っている方々にも響きません。
理解すると何らかの前向きな意見も出せます。

・日調連に自分の得意分野でお手伝をする。
日調連役員と言っても、土地家屋調査士の仲間です。皆さんの中から意を決して皆のために、日本の制度のために立ち上がってくれた人たちです。でもすべての分野で1番の能力が有るわけは有りません。ですからその人の不得意分野を皆でお手伝いすればよいのです。
よく、たった一つの分野だけ勉強している人が、「役員のくせに、お前たちはこんなことも知らないだろう。」って言うことで、溜飲を下げるところを見ていますが、そんなことを言うと、相手によってはかえって頑なになることが有ります。
むしろ「この分野はお手伝いしますよ。」と言ってサポートした方が、早く自分の目指す世界を実現すると思います。
まあ、溜飲を下げるのだけが目的と思われる発言も聞きますが、そうであればその人は、どんなに勉強していても、やはり「屈折した権力志向」なんだと理解しています。


・表に出て発言する。
ネットや居酒屋だけで批判しても何も変わりません。
それは「便所の落書き」と同じです。
意見は表でも言わなければなりません。
もちろん他国ではネットで革命を起こしたところも有ります。
でもあれはネットだけで革命を起こしたのではありません。
あれは現実の行動を伴ったからです。
むしろ現実の行動をするための連絡に使っただけです。
そこを理解しなければなりません。


・日調連役員を本気で選べる地元の役員を本気で選ぶ
「でもあの日調連の役員達には何も言っても無駄だ。」と言うでしょうね。
日調連の理事たちを知れば、本気で皆さんのために働いている方もたくさんいることが分かります。
働いているようには見えない人も、残念ながら少しいますが・・・。
その日調連の役員を選ぶのは皆さんの地元の会の役員です。
その地元の会の役員を選ぶのは皆さんです。
政治家も業界の役員もいい加減に選ぶと、被災した時に本当に苦労しますよ。


正解は、まだまだたくさん有ります。
前向きな回答なら、すべて正解です。


不正解は「あんなところ何も変わらない。」です。